卒乳の仕方は?時期の目安はいつ?自然な方法・進め方や、胸のケアまで紹介!

【医師監修】卒乳のきっかけ・理由や、時期の目安を紹介します。自然な卒乳方法と計画的な進め方コツ・注意点や、先輩ママたちの体験談をもとにした卒乳方法も見てみましょう。卒乳後のおっぱいケア方法の仕方や、ポイント・注意点もありますので参考にしてみてください。

( 4ページ目 )
Contents
目次
  1. 卒乳はいつした?きっかけ・理由は?
  2. 卒乳する時期の目安はいつ?
  3. 自然な卒乳方法と計画的な進め方のコツ・注意点
  4. 先輩ママの卒乳方法を体験談で紹介
  5. 卒乳後のママ・赤ちゃんのケア
  6. 卒乳後のおっぱいケアの仕方は?
  7. 卒乳に関するQ&A
  8. 卒乳は理解してから始めよう!

自然な卒乳方法とは?

自然な卒乳方法とは、赤ちゃんが「おっぱいはもういらない!」と自ら飲まなくなる日を待つという仕方のことを言います。赤ちゃんと話をしながら、自然におっぱいとさよならできるように促してあげましょう。

計画的な進め方のコツ

まずは赤ちゃんにカレンダーを見せながら、卒乳の日を決めましょう。一般的に卒乳まで1ヶ月ぐらいあると成功する確率が高くなるようです。卒乳の日に印をつけて「あと○日たったらおっぱいにさよならしようね」と声をかけます。卒乳の日までカウントダウンしながら、徐々に授乳の回数を減らしましょう。

まずは授乳を1回減らすことから始めてみましょう。おっぱいを欲しがったらお茶を飲ませたり、絵本を読んであげたり、意識がほかに向く方法が良いでしょう。3食きちんと食事がとれていれば、進めやすいですね。

夜寝る前だけの授乳になれば、昼間赤ちゃんにしっかりと運動させるのもポイントとなります。体力を消耗することで、おっぱいがなくても寝てくれるようになるでしょう。

計画的な進め方の注意点

もしも卒乳と決めた日が来ても、赤ちゃんの気持ちが整わない場合は、日を改めても問題ありません。ママの都合が許すようであれば、卒乳を先に延ばして授乳を続けても大丈夫です。楽に進められる卒乳の仕方は、おっぱいを欲しがる時におっぱい以外のものに意識を向かせる方法です。タイミングはいつかくるものなので、焦らずに対策してみましょう。

(卒乳の時期や進め方については以下の記事も参考にしてみてください)

卒乳・断乳の時期はいつ?きっかけ・理由や進め方を先輩ママの体験談で紹介!

先輩ママの卒乳方法を体験談で紹介

先輩ママの卒乳方法を、体験談で紹介します。

専業主婦

20代後半

おっぱい大好き娘の卒乳は大変でした。卒業の日を決めて計画的に進め順調だったにもかかわらず、その日がくると泣き叫んで暴れだしおさまるまで家事ができず…。絵本を見ても「私はバイバイしないよ」と。離乳食もしっかり食べて栄養は十分でした。

2歳をすぎたころ、家に遊びにきたお友達が「まだおっぱいしてる」といったのをきっかけに、その日からピタッと欲しがらなくなりました。ママ友は申し訳なさそうに謝っていましたが、私はとても感謝しています。

一般事務

30代前半

私は昼間に仕事をしていたので、夜の授乳がつらくなって卒乳しました。息子が1歳1ヶ月の時です。2週間ほどでてこずることなく卒乳できました。保育園の先生に相談すると「寝る前にお風呂に入って、体温が下がりきる前に布団に入ったらどうかしら?」と教えてもらって実践しました。

2児の母

30代後半

息子は離乳食が始まると、おっぱいよりも食べ物に興味をどんどん持ち始めました。どんなものでも大人が食べているのを見るとじっとみて欲しそうにするので、いろいろ勉強してたくさんの食材を食べさせてあげられるように離乳食作りを頑張りました。

お腹いっぱい食べてしまうのか、いつ卒乳したのかわからないくらい、いつの間にか卒乳していた気がします。しかしおっぱいケアを怠っていたので、その後私はひどい乳腺炎になりました。

おっぱいが好きな赤ちゃんだと、卒乳はひとつのビッグイベントです。自然とほかの食べ物に興味を示してくれれば楽ですが、おっぱい好きな子供だと計画通りにいかなくても仕方ないでしょう。いろいろな卒乳方法を知り、赤ちゃんに合う形でその日を迎えられるといいですね。

卒乳後のママ・赤ちゃんのケア

卒乳後、ママと赤ちゃんにどのようなケアが必要でしょうか。卒乳してもしばらくは母乳が作られるため、そのままにしておくとトラブルが起きる場合があります。また、赤ちゃんにも精神的な面でフォローをしてあげるといいでしょう。

ママのケア

母乳が良く出ていた人は、卒乳後しばらく、入浴や運動は控えましょう。血流が良くなるとおっぱいが張りやすくなります。また高カロリーだったり高脂質の食事は乳腺を詰まらせる原因となるでしょう。水分のとりすぎも母乳の分泌がよくなりますので気をつける必要があります。母乳が出てこなくなればアルコールも解禁して良いでしょう。