おくるみはいつまで必要?新生児の正しい巻き方は?使い方のコツ・注意点を解説!
おくるみの赤ちゃんへの効果やいつまで必要なのかをはじめ、新生児への正しい巻き方・使い方のコツを【動画】で紹介していきます。また、いつまで使ったか先輩ママたちの意見や注意点、使い終わったあともおくるみの巻く以外の活用法・リメイクアイデアも掲載!
おくるみとは?
おくるみとは、赤ちゃんを優しく包む布のことを意味しますが、それだけではなくママのお腹の中にいたときと同じような安心感を与えてくれるものです。生まれたばかりの赤ちゃんは、ママのお腹の中で守られてきたときとは違った外の世界に慣れるために懸命に頑張っています。そんな赤ちゃんの不安を払拭してくれる効果もあるのです。
また、おくるみは「スワドル」や「アフガン」と呼ばれることもあります。形はいろいろな種類のおくるみがあり、正方形のものから、長方形、頭を入れるフードつきのもの、足の部分がポケットタイプになっているものなどがあります。
おくるみの赤ちゃんへの効果は?
赤ちゃんに安心感を与えるだけでなく、子育てに不慣れなママの子育ての手助けにもなるおくるみには、どのような効果があるのでしょうか?子育てに嬉しいおくるみの効果や、赤ちゃんの生態による効果、ママに効果的なポイントをそれぞれご紹介していきます。
安定した抱っこがしやすい
まだ首座り前の赤ちゃんは、抱っこするときに安定がしづらいものですが、おくるみを巻くことで楽に抱っこができるようになります。そのため、ママが抱っこ疲れをしにくいと言ったメリットや、新生児の不慣れなお世話に奮闘中のママたちの強い味方にもなるのです。また、おくるみの巻き方によって赤ちゃんの首を安定させる巻き方もあります。
モロー反射を防ぐ効果も
新生児の赤ちゃんによく見られる現象にモロー反射と呼ばれる原始反射があります。これは、寝ている間に両うでを広げたり、ときおり足をビクッと動かしたりする反応のことです。このモロー反射が起きたときに、赤ちゃんが起きてしまうこともあるのです。
おくるみを巻いて、赤ちゃんの体が安定すると、モロー反射を防ぐ効果があります。おくるみを使うことで赤ちゃんがぐっすりと眠りやすくなりますよ。
(赤ちゃんの原始反射については以下の記事も参考にしてみてください)
体温調整の役割をする
まだ生まれて間もない赤ちゃんは、体温調整の機能が未熟です。そのため、おくるみをすることで保温効果の役割を果たします。冬の寒い時期はもちろん、冷房などによる冷えすぎにならないようにするためにも効果的です。
ただし、赤ちゃんは大人よりもずっと暑がりだと言うことも意識する必要があります。おくるみをしているときは、服の枚数や掛け布団の枚数をかならず調整するようにしてあげましょう。
ママのおなかと同じような安心感
おくるみを赤ちゃんに巻くことで、ママのお腹の中にいた時のような深い安心感が得られると言われています。赤ちゃんは出産までの約10ヶ月間、ママのお腹の中で守られ、背中がC型カーブになるまんまるの体勢で過ごしていました。
おくるみで赤ちゃんの背中がC型になる姿勢に固定することで、ママのお腹の中にいた頃と同じ感覚を与える効果があります。
(まんまる抱っこについては以下の記事も参考にしてみてください)
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