哺乳瓶の煮沸消毒の方法!いつまでする?手順・時間や保管・乾燥のやり方まで解説!

哺乳瓶の煮沸が必要な理由や、いつまで煮沸消毒をするべきなのかを紹介します。また、哺乳瓶の煮沸消毒をするメリット・デメリットや乾燥・保管の方法を紹介しますので参考にしてみてくださいね。さらに、哺乳瓶の煮沸消毒・保管・乾燥におすすめのグッズを8個紹介します。

Contents
目次
  1. 哺乳瓶の煮沸消毒はどうして必要?いつまでやるべき?
  2. 哺乳瓶の煮沸消毒のメリット・デメリットは?
  3. 哺乳瓶の煮沸消毒の手順・時間は?
  4. 哺乳瓶を沸騰消毒する際の注意点
  5. 煮沸消毒後の哺乳瓶の乾燥・保管方法は?
  6. 哺乳瓶の煮沸消毒・乾燥・保管におすすめのアイテム8選
  7. 哺乳瓶の洗浄・消毒に役立つグッズのレビュー評価ランキングも見てみよう!
  8. 哺乳瓶はしっかり煮沸消毒しよう!

哺乳瓶の煮沸消毒はどうして必要?いつまでやるべき?

こちらでは赤ちゃんが使う哺乳瓶に煮沸消毒が必要な理由や、いつまで煮沸消毒をおこなうべきかについてご紹介します。通常、赤ちゃんがこの世に生まれたときにはママから受け継いだ免疫を持っているといわれています。しかし、ママから受け継いだ免疫は生後少しずつ減少してしまいます(※1)。

赤ちゃんが自分自身で免疫をつけ抵抗力を強めはじめるのは、生後6ヶ月といわれています(※1)。つまり、生まれてから生後6ヶ月までの間は、免疫が十分に機能していないため感染症にかかるリスクが高いのです。そのため、哺乳瓶などに付着する少しの細菌やウィルスでも赤ちゃんにとっては、体調を崩す原因になってしまいます。

哺乳瓶の煮沸消毒は、赤ちゃんを雑菌などから守るために必要なこととされています。最低でも、生後6ヶ月まではきちんと煮沸消毒した哺乳瓶でミルクを飲ませるようにしましょう。


(赤ちゃんが哺乳瓶でミルクを飲まない場合は以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんが哺乳瓶で飲まない・拒否する原因は?嫌がる際の克服・対策法を紹介!

哺乳瓶の煮沸消毒のメリット・デメリットは?

こちらでは、哺乳瓶を煮沸消毒する場合のメリットやデメリットについてご紹介します。

哺乳瓶を煮沸消毒するメリット

哺乳瓶を煮沸消毒するメリットとして、お湯と鍋を用意するだけで誰でも簡単に消毒することができる点があります。哺乳瓶の消毒には専用のグッズが必要と思っている人も多いですが、煮沸消毒であれば普段から使っている鍋と水だけで消毒することが可能です。

哺乳瓶を煮沸消毒するデメリット

しかし、煮沸消毒にはデメリットもあります。それは、哺乳瓶をまるごと浸すことのできるサイズの鍋が必要ということです。また、哺乳瓶を煮沸消毒する際にママや子供がやけどをしてしまう可能性があります。また、旅行先などでは哺乳瓶の煮沸消毒はできないと考えたほうがいいでしょう。

(赤ちゃんのミルクについては以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんのミルクは水道水でOK?煮沸・湯冷ましなど作り方のコツも紹介!

哺乳瓶の煮沸消毒の手順・時間は?

哺乳瓶を煮沸消毒する際の手順や時間はどのくらいかかるのでしょうか。こちらでは、哺乳瓶を煮沸するために必要なものや手順、所要時間について詳しくご紹介します。煮沸消毒がはじめてで自信がないというママはぜひ参考にしてみてくださいね。

用意するもの

煮沸消毒をするときに必要なものは、鍋と水とトングです。鍋やトングはどの家にも大抵あるものですね。ただし、煮沸消毒に使う鍋は、哺乳瓶をまるまる浸すことができるサイズの鍋を使ってくださいね。また、煮沸消毒前の手洗いに哺乳瓶専用のスポンジと洗剤も用意しましょう。

手順・時間

まず、哺乳瓶を専用のスポンジと洗剤でよく洗います。煮沸消毒するから大丈夫と思わずに、しっかりと手洗いをすることが基本です。とくに哺乳瓶の底やちくび部分はミルクのカスや汚れがたまりやすいですよね。専用のスポンジ以外にも哺乳瓶グッズを使って洗うのもおすすめです。

のちほど、哺乳瓶の消毒におすすめのグッズをご紹介しますので、そちらも参考にしてみてくださいね。哺乳瓶の手洗いが完了したら、煮沸消毒に入ります。鍋に哺乳瓶やちくびなどの付属品をいれて、すべて浸るように水を注ぎます。このとき、鍋ぎりぎりだと沸騰した際にお湯がこぼれてしまうので、大きめの鍋を選ぶほうが安全です。

鍋を火にかけ、沸騰した状態で3~5分待ちます。しっかりと煮沸消毒をしたら、トングを使って哺乳瓶やちくびなどの付属品を取り出します。

(粉ミルクはいつまで必要かについては以下の記事も参考にしてみてください)

粉ミルクはいつまで必要?卒乳・断乳の開始時期の目安は?進め方のコツも紹介!