赤ちゃんが哺乳瓶で飲まない・拒否する原因は?嫌がる際の克服・対策法を紹介!

赤ちゃんが哺乳瓶でミルクを飲まない時の原因をはじめ、哺乳瓶でミルクを飲まない場合の克服方法を紹介します。また、赤ちゃんが哺乳瓶でミルクを飲んでくれない時のママの体験談もありますので、赤ちゃんのミルクで悩んでいるママはぜひ参考にしてみてくださいね。

Contents
目次
  1. 赤ちゃんが哺乳瓶でミルクを飲まない…
  2. 赤ちゃんが哺乳瓶でミルクを飲まない・拒否する原因は?
  3. 赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がる際の克服方法・対策方法は?
  4. 赤ちゃんが哺乳瓶でミルクを飲まない時、どうした?【ママの体験談】
  5. 哺乳瓶でミルクを飲まない…赤ちゃんのペースに合わせて克服しよう!

赤ちゃんが哺乳瓶でミルクを飲まない…

赤ちゃんが哺乳瓶でミルクを飲まないことに困っているママは少なくありません。とくに、生まれたときから完母、すなわち母乳だけで育ててきた赤ちゃんは、急に哺乳瓶に変えても拒否したり嫌がったりすることがあります。この記事では、赤ちゃんが哺乳瓶でミルクを飲まない原因や克服の仕方について紹介します。

(混合育児のやり方については以下の記事も参考にしてみてください)

混合育児のやり方!母乳・ミルク主体の各メリットや、量などの注意点も!

赤ちゃんが哺乳瓶でミルクを飲まない・拒否する原因は?

赤ちゃんが哺乳瓶でミルクを飲むのを嫌がる・拒否するのには、何かしらの原因があることが多いと考えられます。こちらでは、赤ちゃんが哺乳瓶でのミルクを拒否したり嫌がる原因について紹介します。

ちくびが合わない

哺乳瓶には赤ちゃんが吸うためのちくびがついています。赤ちゃんがちくびを吸う力によって出てくるミルクの量が変わるのですが、月齢によって吸う力は強くなっていきますよね。本来は、年齢にあわせて哺乳瓶のちくびを変えなくてはいけません。しかし、月齢にあわないちくびを使い続けていると、赤ちゃんが吸ったときに思うようにミルクが出ないため、ストレスになってしまいます。

これが続くと、哺乳瓶が嫌いになってしまうことがあります。また、赤ちゃんがちくびを吸う力は個人差も大きいです。そのため、月齢にとらわれず赤ちゃんが哺乳瓶からミルクを飲む様子をしっかりと観察してみるといいでしょう。

ミルクよりも母乳が好き

生まれてから完母といわれる完全母乳で育児をしてきた場合は、突然ミルクに変えることを嫌がる赤ちゃんもいます。母乳の味とミルクの味は同じではないからです。赤ちゃんは生後1~3ヶ月ごろになると、味がわかるといわれています。そのため、ミルクよりも母乳の味が好きな子であれば、拒否してなかなか飲んでくれないこともあるでしょう。

哺乳瓶で飲まないのが「ミルクより母乳が好きだ」という理由であるか確かめるには、搾乳した母乳を哺乳瓶にいれて赤ちゃんに与えてみましょう。おいしそうに飲むようなら、ミルクよりも母乳の味が好きである可能性が考えられるでしょう。

(新生児の母乳量の目安については以下の記事も参考にしてみてください)

新生児の母乳量の目安は?授乳間隔・時間・回数は?飲まない時の対処法も!

おなかがすいてない

赤ちゃんが哺乳瓶で飲むことを嫌がる・拒否する場合、ただおなかがすいていないだけの可能性もあります。これまで完母で育児をしてきた場合、赤ちゃんが1日のうちどのくらいの量の母乳を飲んでいるかわからないというママが多いでしょう。

そのため、月齢や体重に合わせてミルクを作っても、赤ちゃんにとっては量が多くておなかいっぱいになっている可能性があります。赤ちゃんがどのくらいの母乳を飲んでいるのか知りたい場合は、母乳を飲む前と後の体重を測ってみるとわかりやすいですよ。

(赤ちゃんが飲む粉ミルクの量については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんが飲む粉ミルクの量は?月齢ごとの目安量や注意点!体験談も

ミルクの味が嫌

赤ちゃんは生後1~3ヶ月ほどで味がわかるようになるといわれています。もし、赤ちゃんが哺乳瓶でミルクを飲むことを拒否したり嫌がるようであれば、与えているミルクの味があわない可能性があります。味覚は大人でも個人差がありますよね。同じように赤ちゃんでもミルクの味にこだわりがある子もいます。

いまはさまざまなミルクが販売されていますので、いろいろ試してみるのもいいでしょう。また、同じメーカーのミルクでも味の濃さや薄さで嫌がる子もいます。赤ちゃんが哺乳瓶でミルクを飲むことを拒否したり嫌がる場合、作るミルクの濃さを調整すれば飲んでくれることもありますよ。

(赤ちゃんのミルクについては以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんのミルクは水道水でOK?煮沸・湯冷ましなど作り方のコツも紹介!

ミルクアレルギー

哺乳瓶でミルクを与えても拒否したり、飲んでもすぐに吐いてしまうときはミルクアレルギーである可能性があります。ミルクアレルギーは、ミルクを飲んだあとに繰り返し嘔吐するのが特徴です。そのほかには、血圧の低下や意識障害、下痢や血便などの症状があらわれることがあります。ミルクアレルギーの場合は、アレルギー用のミルクが販売されていますのでそちらを使うといいでしょう。(※1)

しかし、ママやパパの自己判断で決めてしまうのは危険です。哺乳瓶でミルクを与えても繰り返し嘔吐したり、下痢や血便が続くようなら医師に相談するようにしましょう。