吐き戻し防止枕って何?新生児の赤ちゃんがすぐにゲップできる!体験談も!

この記事では新生児の赤ちゃんが吐き戻しをする原因をはじめ、枕で吐き戻しを防止できる『吐き戻し防止枕』のおすすめ5選をご紹介。吐き戻し防止枕を使用する際の注意点や、実際に使用したことのある先輩ママの【体験談】も取り上げていますので、ぜひ目を通してみてくださいね。

Contents
目次
  1. 吐き戻し防止枕とは?
  2. 新生児の赤ちゃんが吐き戻しをする原因は?
  3. 吐き戻し防止枕のおすすめ5選!
  4. 吐き戻し防止枕を使用する際の注意点
  5. 吐き戻し防止枕を実際に使用したママの【体験談】
  6. 吐き戻し防止枕を上手に活用しよう!

吐き戻し防止枕とは?

「しょっちゅう赤ちゃんが吐き戻して、なかなか休めない」「赤ちゃんが上手にげっぷできず吐き戻してしまう」といった悩みを抱えているママはいませんか?新生児の赤ちゃんが母乳やミルクを吐き戻してしまうと、服や布団の片付けの手間がかかるうえ、栄養面のことが心配になってしまうものですよね。そんなママにおすすめしたいのが、吐き戻し防止枕です。

吐き戻し防止枕は平たく薄い赤ちゃん用の枕で、10度ほどの傾斜がついています。赤ちゃんの頭の位置を高く保つことで、母乳やミルクの吐き戻しを防ぐものです。授乳中、赤ちゃんがげっぷを出す前に眠ってしまった場合も、吐き戻し防止枕を使って寝かせておくと吐き戻しを防ぐ効果が期待できます。

(赤ちゃんの枕については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃん・新生児の枕はタオルの方が良い?いつから必要になるの?

新生児の赤ちゃんが吐き戻しをする原因は?

ここからご説明するのは、新生児の赤ちゃんが吐き戻しをしてしまう原因についてです。「新生児の赤ちゃんはなぜ吐き戻しをするの?」と疑問に感じているママも多いでしょう。新生児の赤ちゃんが吐き戻す原因として考えられるものは複数あります。自分の赤ちゃんに当てはまるものがどれなのか、こちらを参考に考えてみてくださいね。

消化器官が未熟

新生児の赤ちゃんの消化器官は未熟で、胃と食道がつながる部分にある逆流を防ぐ弁がまだしっかり機能していません。そのため、生理現象として母乳やミルクを吐き戻してしまうことがあります。また、吐き戻しには2つのタイプがあり、ひとつは口から垂れる程度の量を吐き戻す溢乳(いつにゅう)、もうひとつは勢いよく多量に吐き戻す嘔吐です。

溢乳、もしくは嘔吐のような吐き方でも「吐いたのは母乳やミルクのみで、血液などは混じっていない」「赤ちゃんの機嫌・顔色も良い」といった状態であれば問題はありません。ただ、後ほどくわしくご説明しますが、嘔吐は病気のサインである可能性もあります。赤ちゃんが嘔吐したら、注意深く様子を見るようにしておくと良いでしょう。

げっぷ不足

新生児の赤ちゃんの吐き戻しの原因としては、げっぷ不足も挙げられます。赤ちゃんは母乳・ミルクを飲む際にママや哺乳瓶の乳首を上手くくわえられていないと、空気も一緒に飲み込んでしまいがちです。空気を飲み込みすぎてしまった場合、げっぷをさせていないと吐き戻しをしやすくなります。授乳の後は、できる限りげっぷをさせるようにしてみてくださいね。

(赤ちゃんのげっぷについては以下の記事も参考にしてみてください)

母乳育児もげっぷは必要?出し方のコツや授乳中に寝落ちした時の対処法も!

母乳・ミルクの飲みすぎ

母乳・ミルクの飲みすぎも、新生児の赤ちゃんの吐き戻しの原因のひとつです。「きちんとげっぷをさせているのに、吐き戻しの回数が減らない」というときは、赤ちゃんが母乳・ミルクを飲みすぎている可能性があります。また、母乳はミルクと違って一度の授乳で飲んだ量が目で見て分からないので、授乳前と後の赤ちゃんの体重を計測して確認するのがおすすめです。

「赤ちゃんに飲ませている量が正しいかどうかわからない」というママは、授乳回数や体重のメモを持って母乳外来へ行ってみると良いでしょう。

病気

先ほども触れたように、病気が原因で新生児の赤ちゃんがひどく吐き戻しをしてしまう可能性もあります。胃の出口が狭くなる肥厚性幽門狭窄症(ひこうせいゆうもんきょうさくしょう)や脳に炎症が起こる髄膜炎など、危険な病気のサインであるケースも否定できません。嘔吐と合わせて以下の症状が赤ちゃんにみられたら、急いで小児科を受診するようにしましょう。

●顔色や機嫌、呼吸状態が悪い
●突然大量に嘔吐した
●熱がある、お腹の調子が悪い
●体重があまり増えない

(赤ちゃんの病気については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんが泣きやまない!対処はどうしたら良い?病気が原因の場合も?

吐き戻し防止枕のおすすめ5選!