お宮参りは女の子・男の子で時期や服装が違う?準備〜やり方・マナーを解説!

お宮参りでは女の子と男の子で違いがあるのを知っていましたか?今回は、お宮参りの時期・服装などの違いを女の子・男の子別に解説していきます。また、予約や初穂料などの事前準備や、やり方・マナーも紹介しますので、この機会にお宮参りの知識を深めていきましょう。

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Contents
目次
  1. お宮参りとは?
  2. お宮参りは女の子・男の子で時期が違うの?
  3. お宮参りは女の子・男の子で服装も異なる?
  4. お宮参りの事前準備は?神社の予約など!
  5. お宮参りのやり方・マナーは?初穂料など!
  6. お宮参りに関するQ&A
  7. 赤ちゃんのお宮参りについて知っておこう!

写真館やフォトスタジオで写真撮影を予定しているときは予約を忘れないようにしましょう。大型店舗や有名な店は予約がすぐに埋まってしまうこともあります。特にママや赤ちゃんの着物のレンタルを考えているのであれば、好みの柄がなくならないように、撮影希望の日が決まったら早めの予約がおすすめです。

体調不良になったときのことも考えてキャンセルは可能かどうかや、キャンセル料金についても調べておいてくださいね。

会食予定なら店を決めておく

お宮参りのあとで会食を予定している場合は食事をする店の予約も必要です。授乳やおむつ交換のことも考え、落ち着いた和室の個室が用意されている店を選びましょう。座布団があれば、赤ちゃんが疲れて寝てしまってもそのまま寝かせることができますよ。

親戚や祖父母を招くときは、食材の好みや支払いをどうするのかを話しておくと良いでしょう。

行く場所への道順や駐車場の有無を確認

着物やドレスをレンタルする店やお宮参りをする神社などが決定したら、そこに行くまでの道順を事前に確認しておきましょう。車で行く場合には駐車場の確保も大切です。

人気の神社へ向かうルートは、時期によっては渋滞になることがあります。当日になって慌てないように、なるべく混雑しない道を調べておくと良いですね。

お宮参りのやり方・マナーは?初穂料など!

古くからあるお宮参りには、守らなければいけないやり方やマナーはあるのでしょうか。お宮参りのやり方や大人の服装などについて解説していきます。神社に支払う祈祷料や初穂料についてもご紹介しますので参考にしましょう。

お宮参りのやり方

お宮参りは神社の鳥居をくぐる前から始まります。心を落ち着かせて鳥居をくぐったあとに一度立ち止まって会釈をし、手水舎(ちょうずや)で手や口を清めます。やり方はまず手を洗って口を軽くすすぎ、もう一度手を洗って清めたら柄杓(ひしゃく)の柄を洗いましょう。これを1杯の水ですべて行います。

参拝では賽銭を入れてから鈴をやさしく鳴らして90度で二礼し、二拍手をしたあとに祈願をして再度90度に一礼をしましょう。

昔からのお宮参りでは父方の祖母が赤ちゃんを抱っこしてお参りするのが一般的ですが、現在では誰が抱っこしても問題ないとされています。

大人の服装にマナーはあるの?

お宮参りでの大人の服装にはこれといったマナーはありません。祖母やママの和装であれば無地に一つ紋や訪問する際に着る着物などを、洋装ならシンプルで落ち着いたデザインのワンピースやスーツが良いでしょう。祖父やパパはスーツを着用することが多いです。

主役は赤ちゃんですので、大人のワンピースや着物はあまり華美にならないように気をつけましょう。

(お宮参りのスーツ着用については以下の記事も参考にしてみてください)

お宮参りはスーツでもOK?ネクタイの色・柄などのマナーや季節別の着こなしも解説!

初穂料はどうすれば良いの?

初穂料は神様への感謝をお金で伝えるもので、祈祷をしてもらう場合には祈祷料として神社の受付時に支払います。金額の相場は5,000円~10,000円です。神社によっては初穂料の金額が決められていることもありますので、事前に確認しておきましょう。

祈祷料は祝儀袋や白い封筒に入れて渡します。袋の上段に「御初穂料」と記入し、下段に赤ちゃんの名前を入れます。赤ちゃんの名前にはふりがなをふっておくと良いでしょう。

昔の風習で初穂料は父方の祖父母が用意していましたが、最近では父方・母方どちらの祖父母が負担しても良いとされています。パパやママが用意するのか、祖父母が負担するのかを話しておくと、後々で問題がおきることも少なくなるでしょう。

(初穂料については以下の記事も参考にしてみてください)

お宮参りに使うのし袋の書き方!表書き・中袋とは?初穂料のマナーも徹底解説!

祈祷中に赤ちゃんが泣いたら?

祈祷の途中で赤ちゃんが泣いてしまっても、立ち上がってあやしたりその場を離れたりする必要はありません。椅子に座ったままでお尻をやさしくポンポンするなどして、赤ちゃんを安心させてあげましょう。

神社の静かな場所での祈祷というのは、赤ちゃんにとって初めての経験です。緊張や大きな太鼓の音に驚いて泣き出してしまう赤ちゃんも多いでしょう。赤ちゃんが泣くと「なんとかして泣きやませなきゃ」と、立ってあやそうとしてしまいますよね。

しかし、祈祷の途中で立つことや退席することは神様に対して失礼に当たると言われています。普段からよく泣く赤ちゃんで祈祷中も泣いてしまう可能性があるなら、前もって神社に相談しておくと良いです。赤ちゃんが泣いたらどうすればいいのか教えてくれるでしょう。おむつ交換や授乳などは祈祷前にすませておくと安心です。

お宮参りに関するQ&A