子供が言うことを聞かない！原因は親に…！？性別・年齢別の対処法！体験談も！

乳児期のママの三大悩みは「寝ない・飲まない・泣き止まない」でした。乳児期のうちはママや家族の頑張りで切り抜けてきた悩みでしたが、子供が幼児から思春期になると悩みの内容が大きく変わってきます。親の言うことを子供が素直に聞かないことが増えてくるためです。

言うことを聞いてくれさえすれば、ママも子供も気持ちよく過ごせますが、常に成長をしている子供はそうはいきません。何度言っても言う事を聞かず、次第に言うことを聞かない子供にイライラすることもあるでしょう。言うことを聞かない子供を前に、自己嫌悪や育児ノイローゼに陥るママの声も多くあります。

子供が言うことを聞かないことが続くと「これがイヤイヤ期なのだろうか？」「ついに反抗期がきたのだろうか？」と考えることがあるでしょう。確かにイヤイヤ期や反抗期は、子供の成長過程で自我意識の発達に伴う現象ですが、原因はそれだけではないかもしれません。

毎日接している親自身の言葉かけや態度が原因で、知らず知らずのうちに言うことを聞かない子供にしている場合があります。どのような親の接し方が、言うことを聞かない子供にしているのでしょうか。

子供と親が1対1でいるときと、他の誰かがいるときの叱り方に違いはありませんか？ママと2人でいるときはダメと言われていることを、他の誰かがいるときは許してくれると子供は混乱します。また「同じことを前は許してくれたのに、今日は許してくれない」など日によって叱り方を変えることも同じです。

親の態度が時と場合によって違うと、どちらが正しいのかわからなくなり、言うことを聞かない子供になります。親の叱る態度に一貫性があるかを見直してみましょう。

（口答えする人の7つの特徴については以下の記事も参考にしてみてください）

子供にはこうであってほしいという願望を押し付けていませんか？可愛い服を着せたときの汚い食べ方を叱るとか、騒いで欲しくないところに長時間いさせるなど、親の事情のも関わらず子供が言うことを聞かないと嘆く例があります。

汚い食べ方をやめさせることや、公共の場では静かにしないといけないことを教えることももちろん大切です。ただ、今言うことを聞かせようとしていることが子供にとって負担ではないか、別の方法があるのではないかを考えることも必要です。

子供が言うことを聞かないという前に、子供の話に耳を傾けていますか？ママが子供に「こうしなさい、ああしなさい」というときは「次にこれをしないといけないから、ここに行かないといけないから」など大人の事情があります。

でも子供にも今していることを中断したくない理由や、行きたくないわけもあるはずです。頭ごなしに命令するだけでなく、子供の主張を聞いた上で、どうして「こうしなさい」と言っているのかを明確にしてあげるようにしましょう。

子供には約束やルールを守ることを教えたいものです。家庭にもいくつか子供と決めたルールがあるでしょう。そのルールを作り過ぎていることはありませんか？

〇時より前にお菓子は食べない、ゲームは1日〇時間など、ルールがたくさんあればあるほど、それを守れないことで叱ることが多くなります。言うことを聞かない原因は、作り過ぎたルールが原因ではないか1度見直してみましょう。

「かたづけなさい」「早く食べなさい」など、毎日同じことを繰り返し言っていませんか？繰り返し同じ言葉をかけるだけは、ママの叱り方が子供にとってはBGMのように耳に入って出ていくだけになります。

言われ慣れた言葉には従うことができず、言うことを聞かない子供になるのは仕方ありません。どうしたら片付けるか、早く食べるかをママ自身が真剣に向き合わないと根本的な解決にはならないでしょう。

子供が言うことをきいたら何かをしてあげるというご褒美制にしていませんか？たしかに言うことを聞いたら〇〇してあげる、〇〇買ってあげると言ったら、子供は素直に従うでしょう。しかし、その叱り方は、取引であってしつけではありません。ご褒美制を繰り返していると、何かしてくれないと言うことを聞かない子供になってしまうため、注意が必要です。