保育園児の服装の基本！季節・年齢別の選び方や注意点や、NG例など紹介！

「子供が保育園に行き始めると、着替えを頻繁にするから服がたくさん必要」ということは知っていても、どのような服をどれだけ用意すればいいのかわからずと困ってしまう人も多いでしょう。この記事では、保育園での服装について詳しく解説していきます。

（子供服については以下の記事も参考にしてみてください）

保育園に着せていく服装は、肌着・Tシャツまたはトレーナー・ズボンがベストです。保育園では基本的に空調で温度を管理しているので、冬も厚着をしなくても過剰に体が冷えることはないでしょう。

ただし、冬も夏も活動している中で汗をかくことはあります。汗をかいたときに肌着を着ていないと、トップスの素材によっては汗が吸収されず体が冷える原因になってしまうのです。そのため肌着は必ず着せるようにしましょう。

また、女の子だとスカートを履いて保育園に行きたいということもあるでしょう。しかしスカートを履いて登園してしまうと、周りに子供が多いことからスカートを踏まれることで転倒事故に繋がるリスクがあるのです。

本人がスカートを踏んで転んでしまう場合には、予期せず前につんのめって転ぶことが多いため、顔から転倒することも少なくありません。そんな事故を防ぐために、女の子でもズボンを履く方がよいといわれているのです。

0歳児から5歳児まで幅広い年齢の子供が過ごす保育園ですが、一貫して服装のことで気にしたいのは「着脱がしやすいかどうか」です。幼児の場合は自分で着脱ができるようにという理由ですが、乳児の場合は自分で服を着脱することはあまりありませんよね。

しかし、固い生地の服装や股下にボタンの付いていないつなぎなどはオムツ交換の際の着脱に時間がかかってしまいます。また、寝返りなどができて動けるようになる頃の子供はオムツ交換の少しの時間でさえもじっとしていることは難しいです。

着脱しやすい服装をしていくことで服の着脱によって子供を拘束しなければならない時間が短縮され、子供の早く動きたい気持ちを尊重することができるのです。

そして、保育園によりますが、概ね2歳児以降になる頃には少しずつ自分で服の着脱をできるように見守っていくようになります。ボタンがたくさん付いているシャツやデニムなどの固い生地のズボンでは、子供が自分で着脱することが難しくなってしまいます。

子供の自立心を育てることや「自分でできる！」という達成感を味わう経験をさせてあげるためにも、保育園に行くときはできるだけ着脱のしやすい服装を心がけましょう。

子供は大人の想像以上に動き続けて走り回っていることも少なくありませんよね。保育園でも園庭やお散歩で公園へ行ってたくさん走って遊びまわることが多いです。その中で動きにくい服装をしていると、足が上手く動かせずに転んでしまうこともあるのです。

また、子供は大人に比べて平熱が高めなこともありとてもたくさんの汗をかきます。汗をしっかり吸ってくれる素材でないと常に子供の皮膚が湿った状態になってしまい、汗疹や汗かぶれに繋がってしまうのです。保育園で使う服を選ぶときには、服の素材もチェックしましょう。

保育園児の服装の基本的な組み合わせは上記の通りですが、その組み合わせの中でもNGな服装はあるのでしょうか。この項では、保育園に着ていくのは避けたほうが良いNGな服装を解説していきます。子供の着替えを用意する際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。