幼稚園の失敗しない選び方！決め手となる重要なポイントは？体験談も！

子供の幼稚園入園が近付いてくると「どういった幼稚園の選び方をすれば良いの？」と悩んでしまうものですよね。さまざまな面でぐんと成長する3～6歳の子供にとって、幼稚園は非常に重要な場所であると言えます。子供自身や家族の生活スタイルに合った幼稚園を選ぶことができるよう、まずは幼稚園の種類についてしっかりと理解しておきましょう。

幼稚園の種類としては、まず公立と私立の幼稚園が挙げられます。公立幼稚園は国や自治体が運営しており、私立幼稚園は学校法人や宗教法人などが運営を行っています。公立幼稚園の特徴は費用が低価格であること、園による教育方針にあまり差がないことです。それに対して私立幼稚園は教育方針が園ごとに大きく異なり、費用も少し高めだと言えます。

（公立・私立幼稚園については以下の記事も参考にしてみてください）

近年では、保育園の機能を兼ね備えた幼稚園の「認定こども園」も増えてきました。認定こども園では、ひとつの施設で幼稚園コースと保育園コースの子供が同じ教育を受けることができます。幼稚園コースの子でも延長保育などの保育園と同等のサービスを受けられることから、ママからの人気も高まっていますよ。（※1）

幼稚園の種類には、認可外の幼児教育施設というものもあります。認可外という言葉のイメージから「認可外の施設って、ちゃんと子供をみてくれるの？」と不安に感じてしまうママも多いでしょう。しかし、質の高い少人数保育を特徴としているため「認可を得られる定員数や園の広さを満たしていない」といった理由のみで認可外となっている施設も少なくありません。

認可外の教育施設は「○○園」「幼児園」「クラブ」「スクール」といった特別な名称であるところが多いのですが、幼稚園やこども園と同じように保育は毎日行われます。

ここで、幼稚園入園までの流れについてご説明します。まず幼稚園の申し込みは、願書などの必要書類を揃えて直接園へ提出するのが一般的です。その後「お受験」と呼ばれる書類選考やテスト、面接を実施する園もありますが、基本的には全員を受け入れる、申し込み順に定員数を受け入れるという園が多いでしょう。続いて、幼稚園入園の前年度の流れをご紹介します。

幼稚園入園に向けてママが動き出すのは、主に前年度の秋からになります。「情報収集に時間をかけたい」というママは、もっと早い時期から行動を始めてみてくださいね。一般的には前年度の9月に幼稚園を見学し、10月に開催される入園説明会に参加します。この説明会で、願書も配布されるでしょう。

そして11月に願書受付が始まります。定員数のありなしにかかわらず、願書はできるだけすみやかに提出するのがおすすめです。その後試験や面接が実施され、年内には合否の通知があるでしょう。年明けの2月には用品や制服の受け渡しが行われ、4月には入園の日を迎えます。なお、地域や希望する園によって時期が少し違う場合があるため確認しておきましょう。

（入園までの流れについては以下の記事も参考にしてみてください）

幼稚園の選び方の重要なポイントには、以下のようなものがあります。

●昼食は給食とお弁当のどちらがメインか、給食であればアレルギーへの配慮があるか
●延長保育や夏休み・冬休み中の保育が可能か
●教育方針が子供に合うか、園としてどのようなところに力を入れているか
●通園方法にはどういったものがあるか（徒歩・自転車・バス）
●先生と保護者がコミュニケーションをしっかりとることができるか
●園にいる子供たちの様子はどうか、のびのびと過ごせているか
●保護者の負担はどうか（役員の仕事量・行事数など）

また、注意点として押さえておきたいのが、パンフレットやインターネットだけで情報を集めようとしないことです。実際に幼稚園へ足を運んでみたり、子供を通わせているママに話を聞いてみたりして、自分自身の目と耳で幼稚園の現状を知るよう心がけましょう。

（幼稚園の給食については以下の記事も参考にしてみてください）