慣らし保育の目的とは?期間や保育園でのスケジュールは?仕事は育休扱いになるの?

慣らし保育とはなにか知っていますか?慣らし保育の目的や、期間・保育園でのスケジュールなどを紹介します。慣らし保育をしている間の仕事の育休についてや、慣らし保育を上手に進めるコツ、慣らし保育に関するお悩みの解消法なども紹介していきます。

Contents
目次
  1. 慣らし保育とは?目的は?
  2. 慣らし保育の期間・保育園でのスケジュール
  3. 慣らし保育中の仕事との兼ね合いは?育休扱いになるの?
  4. 慣らし保育をうまく進めるためのコツは?
  5. 慣らし保育であるあるの悩み・対処法を紹介
  6. 慣らし保育を経験した先輩ママの体験談
  7. 慣らし保育で子供を慣れさせよう!

慣らし保育とは?目的は?

慣らし保育とは、保育園での生活を始める前に設けられる準備期間のことです。通常の保育時間よりも短めの時間から初めて、徐々に預ける時間を伸ばして慣らしていきます。

子供が初めて幼稚園や保育園に通うときは、不安や緊張を覚えてしまうことでしょう。しかし、慣らし保育をする事で、徐々に子供を保育園に慣れさせることができますよ。慣らし保育の目的については以下で詳しく紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。

慣らし保育は多くの保育園で実施されています。しかし園によっては希望者のみに行う場合や全く行わない場合などがあるので、まずは園に確認してみることが大切です。

子供を幼稚園に慣れさせるため

慣らし保育の1番の目的は、保育園生活がスタートする時の子供のストレスをなるべく小さくすることです。特に、0歳や1歳などの小さな子供を幼稚園に預ける場合、どうしてママと離れてしまうのか、保育園とはどんな場所なのかということが理解できず、不安になってしまうでしょう。

保育園に子供を毎日少しずつ預けて慣れさせることで、保育園が怖い場所でないことなどをゆっくり理解することができますよ。

保育士が子供に慣れるため

慣らし保育には、保育士が子供の性格を理解するという目的もあります。慣らし保育をすることで、預かる子供がどんな遊びを好むのか、どんなことで喜ぶのかをなるべく早く把握することができますね。また、どんなことに不安を感じているのかを知り、関係を築くこともできるでしょう。

親が子離れするため

慣らし保育は、パパやママが気持ちを整理するための期間にでもあります。いつまでも子供と一緒にはいられないことを頭で理解していても、実際に子供が幼稚園に行き、1人になってしまうと寂しい気持ちになるでしょう。慣らし保育を利用して、子供が家にいない時間をだんだん長くしていくことができるのは嬉しいですね。

ママが復職するまで生活リズムを整えるため

実際に保育園に子供を通わせる場合、送り迎えにどのくらい時間がかかるのかや、朝の準備を時間以内に終わらせることができるのかなど確認しておくべきことがたくさんあります。保護者が仕事を再開するのと同時に保育園生活をスタートすると、準備が間に合わずに仕事に遅刻してしまう可能性もあるでしょう。

慣らし保育の期間・保育園でのスケジュール

慣らし保育は、どのくらいの時間をかけて行うものなのでしょうか?また、保育園ではどのようなスケジュールで生活をするのでしょうか?慣らし保育の期間やスケジュールについて紹介していきます。

(1歳半の子どもの1日のスケジュールについては以下の記事も参考にしてみてください)

1歳半の食事量やスケジュールは?食べない時は?味付けや注意点も!

慣らし保育の期間は?

慣らし保育の期間は、短くて1.2日、長いと1ヶ月ほどになります。

慣らし保育の期間は保育園や保護者の都合によって異なります。ママが復職をする日程に合わせて調整してもらえる場合もありますよ。保育園の設定した慣らし保育の期間に不都合があった場合は相談をしてみましょう。子供の性格にもよりますが、慣らし保育に時間をかけるほど子供が保育園に慣れやすい傾向があります。

慣らし保育の間の、保育園でのスケジュールは?

慣らし保育に1~2週間ほどかける場合は、以下の5.6段階のステップを、それぞれ1.2日かけて踏んでいく場合が多いでしょう。

①1~2時間の短時間保育
②午前中まで
③給食まで
③お昼寝まで
④午後のおやつの時間まで
⑤1日保育

ただし、あまりにも子供が泣き続けてご飯が喉を通らない…という場合は保育園から電話があり、急に迎えに行かなければいけないことがあるかもしれません。


(0歳の子供の保育園でのスケジュールについては以下の記事も参考にしてみてください)

保育園は0歳児でも入れる?1日の過ごし方は?子どもへのデメリットはない?