ベビーカーは飛行機への持ち込み不可?ANA・JALで違う?預ける料金、貸出についても!

この記事では、ベビーカーは飛行機に持ち込みできる?という疑問をはじめ、国内線・国際線別のANA・JALなど航空会社による違いや、注意点などについて説明します。また、飛行機で旅行する際に便利な、空港内でのベビーカー貸出についてもあわせて紹介します。

Contents
目次
  1. ベビーカーは飛行機への持ち込み不可?ANA・JALで違う?
  2. 飛行機でベビーカーを手荷物として預ける際の料金は?
  3. 飛行機でベビーカーを預ける際の注意点
  4. ベビーカーを持っての飛行機の搭乗手続きは何か変わるの?
  5. 空港でのベビーカー貸出しについて
  6. ベビーカーを持って飛行機で旅行した人の体験談
  7. 飛行機での旅行の際はベビーカーについて事前に確認しよう

ベビーカーは飛行機への持ち込み不可?ANA・JALで違う?

小さな赤ちゃんと一緒に快適に旅行をするための必需品となるのが、ベビーカーです。旅行はベビーカーなしで過ごすこともできないわけではないでしょう。しかし、小さな赤ちゃんと一緒に過ごす旅行は、やはりベビーカーがあった方が断然楽になります。

飛行機での旅行にベビーカーを持って行く際の注意点や、ANAやJALなどの航空会社で利用できるサービスを事前に把握しておけば、ベビーカー持参での旅行も安心して過ごすことができるでしょう。

では、そもそもベビーカーは機内に持ち込むことができるのでしょうか?ANAとJALとでルールが異なるので、ベビーカーの機内持ち込みについては利用する航空会社のルールを事前に把握しておく必要があります。

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国内線への持ち込み

ANA・JALいずれの国内線を利用する場合でも、ベビーカーのサイズが機内への持ち込み手荷物の規定サイズの範囲に収まっているようであれば、機内に持ち込むことができます。搭乗する飛行機によって持ち込み手荷物の規定サイズは異なるので、事前に搭乗する予定の飛行機の規定をチェックしておくと良いでしょう。

ただし、ANA・JALいずれも持ち込める手荷物は一人1個までなので、ベビーカーを持ち込む場合は、ハンドバッグ等の身の回り品以外は持ち込むことができません。また、ベビーカーは機内で広げて使用することはできず、ANA・JALどちらの場合も専用ケースに収納する必要があります。

ANAの場合、ベビーカー専用ケースがなければ手荷物用ビニール袋を提供してもらうことも可能です(※1)。ANAの場合は改札通過前までに、JALの場合は搭乗口通過前までに、ベビーカーを折りたたんでケースに収納するルールとなっています(※2)。

国際線への持ち込み

国際線の場合も基本的なルールはANA・JALとも国内線と同様です。機内持ち込み手荷物の規定サイズを下回るサイズのベビーカーであれば、専用ケースに収納したうえで機内に持ち込みをすることができます。

なお、JALの場合はベビーカーを搭乗口まで利用できるかどうかは空港施設によって異なるので、搭乗手続きの際に係員に確認すると良いでしょう。また、JAL国際線は機内の収納スペースの都合上、持ち込みのベビーカーは原則貨物室で預かってもらうことになります。

貨物室に預けることにはなりますが、ベビーカーは到着地に着いたら優先的に返してもらうことができるので安心です。

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飛行機でベビーカーを手荷物として預ける際の料金は?

ベビーカーは機内持ち込み可能なサイズであっても、持ち込みできないサイズであっても、手荷物として預けることができます。そうはいっても預けるとなると料金がどのくらいなのか気になりますよね。

(おすすめのベビーカーについては以下の記事も参考にしてみてください)

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国内線の場合

ANA・JALいずれも国内線で旅行する際にベビーカーを手荷物として預ける場合、料金は無料で預けることができます。空港のチェックインカウンターで係員の人にベビーカーを預けたい旨を伝えれば、対応してもらえるでしょう。ベビーカーを預ける料金が無料なのは赤ちゃん連れの旅行の際には心強いサービスですよね。

ただし、ベビーカーを無料で預かってもらえるのは搭乗者自身が利用する場合のみです。つまり、赤ちゃん連れの旅行などで利用する場合以外は、料金が必要になる場合があります。

国際線の場合

ANA・JALの国際線は、国内線と同様に搭乗者自身がベビーカーを使用する場合には、手荷物として預けるための料金は無料です。無料で預けることができるので、赤ちゃん連れの海外旅行の際にも安心してベビーカーを持って行くことができます。

ただし、海外旅行で利用する飛行機がコードシェア便の場合や、ANA・JAL以外の航空会社の運航便を旅程の中で利用する場合には注意が必要です。便によってはANA・JAL便以外の航空会社のルールが適用になり、料金が発生する場合もあります。

コードシェア便やANA・JAL以外の航空会社の運航便を旅程の中で利用する場合は、事前にベビーカーを預ける際の料金についてチェックしておいた方が良いでしょう。

飛行機でベビーカーを預ける際の注意点

赤ちゃん連れの旅行などで飛行機を利用する際にベビーカーを手荷物として預けるのであれば、いくつか注意点を理解しておく必要があります。空港では日々膨大な数の荷物が取り扱われているため、預けた荷物に関するトラブルもゼロではありません。

思わぬトラブルに遭遇して慌ててしまわないよう、預ける前には対策をしておいた方が安心でしょう。