生後7〜8ヶ月(モグモグ期)の離乳食の量は?必須の栄養素やレシピも紹介!

【医師監修】生後7~8ヶ月の離乳食の量の目安や、大きさ・硬さなど進め方のコツをはじめ、生後7~8ヶ月の赤ちゃんに必要な栄養素・レシピなどを紹介します。生後7~8ヶ月の離乳食に関するQ&Aも紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 生後7~8ヶ月(モグモグ期)の離乳食の量の目安は?
  2. 生後7~8ヶ月の離乳食の進め方は?大きさ・硬さなど
  3. 生後7~8ヶ月の赤ちゃんに離乳食を食べさせる時のポイント
  4. 生後7~8ヶ月の離乳食に必要な栄養素は?
  5. 生後7~8ヶ月(モグモグ期)の離乳食レシピ
  6. 生後7~8ヶ月の離乳食に関するQ&A
  7. モグモグ期は離乳食作りを楽しもう!

アレルギーが怖くて食材を増やせません

YOTSUBA編集部

「赤ちゃんがアレルギーを起こしてしまったら……」と思うと心配ですね。ただ、食べてみないとアレルギーかどうかわかりません。

特定の食材を食べさせないようにすることはアレルギーの予防にならないことが分かっていますし、アレルゲン物質を避けようとすると栄養が偏る可能性もあります。赤ちゃんにはむしろ、離乳食を通していろいろな食材を食べさせることをおすすめしますよ。

新しい食材にチャレンジするときは、アレルギー反応が出てもすぐ病院に行けるように、なるべく平日の昼間に食べさせると安心です。新しい食材を食べた後、口周りが赤くなっていないか、肌に発疹が出ていないかなどをよく確認してみてくださいね。

卵アレルギーってよく聞くけど卵は与えて大丈夫?

YOTSUBA編集部

2019年に厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」が改定されました。改定された授乳・離乳の支援ガイドでは、固ゆでした卵黄を離乳食初期から摂取して良い、とされています(※3)。

卵黄は、離乳食初期からを耳かき一杯程度ずつ食べさせましょう。慣れてきたら卵白も少しずつ取り入れてみてくださいね。

離乳食完了期で全卵2分の1から3分の2程度の摂取ができるのが理想的ですが、無理をして離乳食を進める必要がありません。赤ちゃんの発達に合わせて進めるようにしてあげてくださいね。

マキ先生

小児科医

卵アレルギーは、卵の加熱が甘いときに症状が強くでます。初めて与えるときには、20分茹でた卵(固茹で卵)の卵黄から少しずつ与えるのが良いとされています。

固形にしたら口から出してしまった

YOTSUBA編集部

固形の離乳食を食べさせると、口から出してしまう赤ちゃんもいます。赤ちゃんが離乳食を拒否する時は、赤ちゃんが好きな食材をもう少し細かく刻んだ離乳食を作ったり、片栗粉でとろみをつけ、飲みこみやすくしたりしましょう。

モグモグ期は離乳食作りを楽しもう!

生後7~8ヶ月のモグモグ期に入ると、食べられる食材が増えたり調理方法の幅が広がったりします。なかなか食べない食材でも、調理方法や食感を変えると食べられるようになることもありますよ。ダシや調味料、調理方法を工夫して、ママも赤ちゃんも楽しく離乳食をすすめられると良いですね。