赤ちゃんの飲み物はミルク・母乳以外でもOK？いつから？水分補給について詳しく解説！

生まれたばかりの赤ちゃんは、ミルクや母乳を飲んで毎日すくすくと成長します。赤ちゃんの心と体に必要不可欠なミルクや母乳は栄養価も高く、水分補給もできる赤ちゃんにとって最適なものです。しかし、成長するにつれて、ミルクや母乳だけで水分が足りているのか気になってきますよね。

離乳食を始める生後6ヶ月位までの赤ちゃんは、ミルクや母乳で栄養も水分もじゅうぶん足りているといわれています。しかし、月齢の成長に合わせて飲める物も増えていきます。赤ちゃんのミルク・母乳以外の飲み物はいつからOKなのか、飲み物は何が良いのか紹介します。これから赤ちゃんを迎えるママも、子育て中のパパやママも参考にしてみてくださいね。

誕生してから3ヶ月までの赤ちゃんの飲み物は、ミルク・母乳のみにすることをおすすめします。この頃の赤ちゃんは、ミルクや母乳から必要な栄養も水分も摂ることができています。逆に、他の飲み物を飲むことでお腹がいっぱいになってしまい、大切なミルクや母乳が飲めなくなってしまうことの方が心配です。

この時期、赤ちゃんを母乳で育てているママは、ママ自身が水分をたくさん摂るようにしてくださいね。水分不足は母乳の出が悪くなる原因になります。ママの飲み物は、添加物の少ないもの、ノンカフェインの飲み物がおすすめです。

生後3ヶ月～6ヶ月の赤ちゃんも、基本はミルク・母乳のみでOKです。栄養も水分もじゅうぶんに足りています。たくさん汗をかいた後などは、水分補給の補助として白湯や、赤ちゃん用の麦茶を飲ませ始めてみても良いといわれています。必ずしも他の飲み物を飲ませないといけないわけではないので、無理にすすめないようにしましょう。

（生後3ヶ月の赤ちゃんについては以下の記事も参考にしてみてください）

生後4ヶ月頃を迎えた赤ちゃんの飲み物は、基本はミルクや母乳のみで問題ありません。ミルクの場合、次のミルクの時間までに喉が渇いてしまった時などは様子を見ながら、白湯・麦茶をあげてみてもいいかもしれません。ミルクや母乳の味しか知らずに離乳食を始めるとスムーズに進まないこともあるので、少しずつ違う味に出会わせてあげても良いでしょう。

最初は初めての味に驚いて嫌がることもあるので、無理はしないでくださいね。また、白湯や麦茶ならOKですが、果汁はあげないようにしましょう。果汁を早い時期にあげると食物アレルギーになる可能性があるといわれています。生後4ヶ月頃は、スプーン1杯の白湯や麦茶を、そっと口につけてみるくらいから始めてみてくださいね。

生後6ヶ月の赤ちゃんは、いよいよ離乳食が始まりますね。この頃から、少しずつミルクや母乳以外の飲み物も始めていきましょう。白湯や麦茶はもちろん、果汁もOKです。しかし、甘い果汁は、あまりあげ過ぎると離乳食を食べなくなったり、虫歯になってしまったりする可能性もあります。

必ず飲ませないといけない飲み物ではないので、様子を見ながら少しずつ、スプーン1杯から始めてみてくださいね。最初は、白湯で薄めてから少しだけ口につけてみて、徐々に慣らしていくのもおすすめです。果汁は便秘解消の効果もあるといわれていますよ。

（赤ちゃんに果汁をあげる時期については以下の記事も参考にしてみてください）