離乳食に牛乳はいつから使える？進め方や、量など初めて使う際の注意点を紹介！

低脂肪乳は、無調整の牛乳と同じように生後7ヶ月、8ヶ月から離乳食に使用可能です。1歳を過ぎれば、加熱せずに子供に飲ませることもできますよ。

スキムミルクは、牛乳から乳脂肪を除いて脱脂分乳をつくり、それを粉にしたものです。脂肪を除いているのでカルシウムとたんぱく質が豊富で、エネルギーが低いことが特徴です。スキムミルクも牛乳と同じように生後7～8ヶ月の赤ちゃんの離乳食に使用することができますよ。

離乳食で牛乳を飲ませる場合は、タイミングやアレルギーに注意しましょう。

牛乳はカルシウムなどの栄養を豊富に含んでいるイメージがあるので、子供にたくさん飲ませたいと感じるママも多いでしょう。しかし、離乳食を食べる前に牛乳をたくさん飲ませると、満腹になって離乳食を十分に食べられません。

離乳食を十分に食べられないと、栄養バランスが偏ったり、新しい食材を食べる機会を逃してしまったりします。離乳食を食べた後に牛乳を飲ませるなど、牛乳をあげるタイミングに注意してみてくださいね。また、牛乳はアレルギーの出やすい食材なので、しっかりアレルギー対策をすることが大切です。

（1歳児に牛乳を飲ませる時の注意点については以下の記事も参考にしてみてください）

食物アレルギーがないママは、アレルギーが発症した時にどのような症状が出るのか分かりませんね。牛乳アレルギーを発症したら、どのような症状が出るのでしょうか？　また、どのように対策すれば良いのでしょうか？

乳製品はアレルギー表示義務7品目の1つです。乳製品は発酵させても加熱してもアレルゲン性があまり変わらないので、しっかり対策をし、赤ちゃんの体調に気を配る必要がありますよ。以下から、赤ちゃんに牛乳アレルギーが起きた場合の症状や、アレルギー反応が起きる前にできる対策について紹介していきます。

（チョコレートアレルギーの対処法については以下の記事も参考にしてみてください）

牛乳アレルギーがあると、じんましんや下痢、嘔吐、息苦しさなどの症状が現れます。このような症状が現れたら、すぐに赤ちゃんを病院に連れて行きましょう。（※2）

じんましんの症状は病院についた頃にはおさまってしまう可能性があります。症状が現れているうちに写真を撮っておくと、医師がスムーズに診察できますよ。何かしらの症状が現れて「アレルギーかも」と思った時は、自己判断せず医師の判断に従って離乳食を進めましょう。

アレルギーではありませんが、乳製品を口にしたあと下痢になってしまう「乳糖不耐症」の赤ちゃんもいます（※3）。乳糖不耐症は体質が原因で起きる症状です。赤ちゃんが乳糖不耐症だったら、離乳食の進め方について一度医師に相談してみてくださいね。

赤ちゃんの牛乳アレルギーへの対策は2つあります。

まずは、少量から飲ませてみることです。初めて赤ちゃんに牛乳を飲ませる時は20～30mlくらいの少量から始め、赤ちゃんに体調の変化がないかしっかり確認してみてくださいね。

赤ちゃんに初めて牛乳をあげるタイミングを平日の昼間にすることも大切です。平日の昼間なら、万が一アレルギー反応が起こってしまってもすぐに小児科に行くことができますよ。

子供の離乳食に、どうやって牛乳を使うべきか悩んでしまうママも多いでしょう。以下から牛乳を使った離乳食のおすすめレシピを7～8ヶ月、9～11ヶ月、1歳～1歳6ヶ月に分けて紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。