新生児の保険証はいつまでに必要?申請書類や間に合わない場合の対処法を解説!

新生児の手続きは種類が多いですよね。今回は新生児の保険証が必要な場面や、発行手続きの提出先・申請書類などについても紹介します。また保険証が間に合わない場合の対処法や、保険証以外の産後の手続きも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 新生児の保険証が必要な場面は?
  2. 新生児の保険証はいつまでに必要?
  3. 新生児の保険証の発行手続きは?提出先・申請書類は?
  4. 新生児の保険証が間に合わない場合の対処法
  5. 赤ちゃんの保険証を紛失したらどうする?
  6. 保険証以外の産後の手続きは?
  7. 新生児の保険証は早めに申請しよう

赤ちゃんの保険証を紛失したらどうする?

赤ちゃんが生まれると、それ以前よりも生活が慌ただしくなります。新生児のお世話に慣れるまでは、自分のこともままならないでしょう。保険証は赤ちゃんの大事な身分証明書です。あってはならないことですが、もし紛失してしまった際の対処法についても紹介します。

警察に紛失届を出す

まずは保険証の紛失が判明した時点で、警察へ紛失届を出しましょう。赤ちゃんの個人情報が記載されており、悪用されることが懸念されるからです。もし保険証を使用された際に紛失届が出ていれば、第三者が勝手に使用したことが証明されます。

再発行の手続きを行う

保険証はなくてはならない証明書です。速やかに再発行の手続きを行いましょう。再発行は初めに発行されたところで行います。社保であれば会社、国保であれば役所の窓口へ連絡しましょう。

(育児休業の延長については以下の記事も参考にしてみてください)

育児休業の延長手続きはどうやって行うの?理由や手続き書類は必要?

保険証以外の産後の手続きは?

出産後は保険証以外にもさまざまな手続きがあります。「何をいつまでに行うか?」を把握しておくことで、産後の慌ただしい時期も安心できますよ。産後の手続きはママが行うことが難しく、パパや代わりの人にしてもらうことがあるでしょう。手続きがスムーズに行えるように、ぜひ事前確認をしてみてくださいね。

加入している健康保険によって、申請内容が異なる場合があります。どの手続きをするのかを確認したうえで、参考にしてみてくださいね。

手続き:内容:期限・時期:提出先

出生届:出産後に届け出するもの:生まれた日から14日以内:役所や役場

児童手当:中学生までの子供を養育している人に支給される手当:生まれた日から15日以内:役所や役場

乳幼児医療証:市区町村が実施している医療費の助成制度:市区町村によって異なる:役所や役場

出産一時金:出産時に加入中の健康保険から子供一人につき月42万円支給される:早急に:社保は会社の窓口、国保は役所や役場

高額療養費:月の1日~末日までの医療費の全額が自己負担限度額を超えた際に、超過分について申請をすることにより払い戻せる手続き:診察日の翌月1日~2年:国保は役所・役場、社保は加入している健康保険や組合の窓口

産休・育休をしている方は以下の手続きも必要です。パパが育休を取得するケースもあるかもしれませんね。手続きが多くて大変ですが、事前に確認しておくと焦らずに済みます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

手続き:内容:期限・時期:提出先

出産手当金:産休を取得した場合、出産予定日以前42日前~出産後56日目まで支給される給付金(社保の加入者のみ):産休に入った日~2年:勤務先の担当窓口

育児休業給付金:育休時に支給される給付金:ハローワークから交付される「育児休業給付次回支給申請日指定通知書」にて指定された日にち:勤務先の担当窓口

新生児の保険証は早めに申請しよう

新生児の保険証は、医療機関へかかる以外にもさまざまな手続きで必要になります。保険証がないと手続きが進まないこともありますので、申請は早めに済ませたいですね。またどこの窓口へ申請するかによって、手続き方法が異なります。出産後は落ち着いて手続きを行えないこともありますので、ぜひ事前確認をしてみてくださいね。