新生児のミルクを飲む量は?飲みすぎた時にどう対処すればいい?

【医師監修】新米ママにとって育児は初めてのことばかりです。新生児のミルクの量一つとっても量や回数など、ママの悩みは尽きません。新生児の赤ちゃんに合ったミルクの量の目安と一日の回数の目安、そして赤ちゃんがミルクを飲み過ぎた時の対処法などを紹介します。

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専門家監修
マキ先生
国立大学医学部卒業。11年目の小児科医。現在は子供を3人育てながらフルタイム勤務医をしています。日々、頑張るママたちや子供たちの心に寄り添える診療を心がけています。 本職の都合上、・・・
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Contents
目次
  1. 新生児の赤ちゃん、ミルクの量と回数の目安は?
  2. 母乳とミルクの混合授乳、ミルクの量と回数はどうする?
  3. 赤ちゃんがミルクを飲みすぎた時のサインって?
  4. ミルクを飲ませすぎていると感じたら
  5. ミルクの量に神経質にならないで!
  6. 授乳の時間も赤ちゃんとの大切な時間

育児には正解がなく、新米ママにとっては未知の世界ですよね。授乳一つとっても、他の赤ちゃんより多い・少ないなど、気にしすぎてしまうこともあるのでは?しかし、ミルクの量や回数には個人差があります。神経質になることは、心にも体にもよくありません。

1.新生児の赤ちゃんのミルク【飲まない時ってどんなとき?】

赤ちゃんがミルクを飲んでくれない時「体重が減っている」「機嫌が良くない」などのサインがある場合は、助産師さんなどに相談するのが一番です。しかし、そうでない場合は「哺乳瓶の乳首が合わない」「飲ませる時の体勢が悪い」などの理由が考えられます。赤ちゃんの様子を見て、改善していきましょう。

また、一日のミルクの量や回数にこだわりすぎるのも良くありません。赤ちゃんがまだお腹を空かせていないのにミルクを与えてしまったり、全部飲み切るまでだらだらと与え続けてしまったりは逆効果です。一回の授乳時間の目安は20~30分です。それ以上かかる時や、まだお腹が空いていないなと感じた時は、無理に与える必要はありません。

2.新生児の赤ちゃんのミルク【目安はあくまで目安】

周りの意見を聞くことは、新米ママにとってはとても大事なことです。しかし、周りの意見に振り回されたり、他の子と比べすぎたりして、我が子の日々の成長を見逃してはいけません。くまでも目安は目安です。「飲みすぎ」や「少ない」などあまり気にせず、目の前の赤ちゃんの様子をしっかり観察してあげましょう。

3.新生児の赤ちゃんのミルク【神経質はママにも赤ちゃんにも悪影響】

赤ちゃんはママの心の動きをとても敏感に察知します。そのため、ママがピリピリしていると赤ちゃんの心にも悪影響を及ぼします。ママも赤ちゃんの様子には敏感になりますよね。ママのピリピリを感じ取った赤ちゃんの不安がママにもまた移り、悪循環に陥ってしまうと、赤ちゃんと過ごす時間も楽しくなくなってしまいます。

計算通りにいかないのが子育てです。ゆったり構えて、予想外の出来事を楽しむくらいの余裕を持ちましょう。

授乳の時間も赤ちゃんとの大切な時間

母乳やミルクは、赤ちゃんの成長に欠かせない大切な栄養です。適切なミルクの量が、赤ちゃんの正しい成長につながることは言うまでもありません。授乳の時間はママと赤ちゃんが向き合い、コミュニケーションをじっくり取れる大切な時間でもあります。今しかない時間を大切にして、赤ちゃんと過ごす時間を楽しみましょう。