赤ちゃんの月齢の数え方!忘れない覚え方は?新生児・乳児の定義なども!
【医師監修】赤ちゃんの月齢の数え方には2種類あることを知っていますか?生後の手続きや行事・予防接種を行う上でも大切な赤ちゃんの月齢。生後○ヶ月を間違えてしまうと大変です。ママとしてしっかり赤ちゃんの月齢を把握しましょう。今回は赤ちゃんの月齢の数え方についてご紹介します。
赤ちゃんの月齢の数え方を間違えたら大変!
赤ちゃんの出生後の手続きや行事・予防接種を行う際に「生後○日」「生後○週間」「生後○ヶ月」という表現がよく使われます。一見数えるのは簡単そうですが、赤ちゃんの月齢の数え方には2種類あるのです。
もし月齢の数え方を間違えていた場合、赤ちゃんの成長に合っていないおやつやおもちゃを買い与えてしまうことも。「今、赤ちゃんは生後何日で週数はどのくらいなのか」をしっかり把握できるように、正しい月齢の数え方を覚えましょう。
生後0日?生後1日?赤ちゃんの月齢の数え方
赤ちゃんの月齢を数えるにあたって「生まれた日を何日と数えるか」ということが大きなポイントになってきます。生まれた日を生後0日とする数え方と生後1日とする数え方、それぞれについて詳しくみていきましょう。
生まれた日を「生後0日」とする月齢の数え方
医療の現場などで一般的に使われているのが、赤ちゃんが生まれた日を0日とする数え方です。この数え方で数えると、赤ちゃんは生まれた日と同じ日付で生後1ヶ月。それ以降も同じ日付を迎えるたびに生後2ヶ月、生後3ヶ月というように数えていきます。
生まれた日を「生後1日」とする月齢の数え方
現在、一般的に使われるのは生まれた日を「生後0日」とする数え方ですが、生まれた日を「生後1日」と数える方法もあります。日本では元々、赤ちゃんの生まれた日を「生後1日」と数えていました。昔の数え方ですが、今でも場面によっては使用されることがあるのでママは少し注意が必要です。
赤ちゃんの月齢に合わせて行う行事
生まれたばかりの赤ちゃんには、お七夜(おしちや)をはじめとしたお祝い行事がたくさんあります。行事は行う月齢が細かく決まっているので、月齢を正しく数えることが必要です。出産後にバタバタしないように、ママはあらかじめ行事を行うべき日にちや週数を頭に入れておきましょう。
月齢ごとの行事は日本古来の月齢の数え方を使う
行事を行う際に使うのは一般的な月齢の数え方ではなく、日本古来の数え方です。新生児期に行う行事もあり、まだ育児にも慣れていないママは月齢の数え方に少し戸惑うかもしれませんね。
うっかり日にちや週数を間違えないように、赤ちゃんが生まれたら「何日にどんな行事を行うのか」あからじめカレンダーなどにメモをしておくと良いでしょう。
お七夜(おしちや)は生後7日目
赤ちゃんが生まれてまず最初に行う行事は「お七夜」です。お七夜とは赤ちゃんの誕生を祝って、生後7日目の夜に行われる行事のこと。例えば2月3日に生まれた子であればお七夜は2月9日に行います。
お祝い膳を囲んで命名式を行いますが、現在ではママの退院と重なることもあるため、お七夜は行わない家庭も少なくありません。お七夜を行うかどうか、パパとママで話し合うと良いでしょう。
(お七夜については以下の記事も参考にしてみてください)
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