新生児の赤ちゃんに湯冷ましは必要?理由や作り方・保存の注意点も紹介

【医師監修】新生児の赤ちゃんに湯冷ましは必要なのでしょうか?この記事では、新生児の赤ちゃんに湯冷ましが必要な理由や、いつから必要かなどについて紹介します。さらに、新生児の赤ちゃんにあげる湯冷ましの作り方や、保存期間・保存方法など注意点も紹介します。

専門家監修 | 小児科医 マキ先生
国立大学医学部卒業。11年目の小児科医。現在は子供を3人育てながらフルタイム勤務医をしています。日々、頑張るママたちや子供たちの心に寄り添える診療を心がけています。 本職の都合上、...
国立大学医学部卒業。11年目の小児科医。現在は子供を3人育てながらフルタイム勤務医をしています。日々、頑張るママたちや子供たちの心に寄り添える診療を心がけています。 本職の都合上、顔出しできませんが、少しでも多くの方に正しい知識を啓蒙していきたいと考えています。

目次

  1. 湯冷ましとは?新生児の赤ちゃんに必要な理由は?
  2. 新生児の赤ちゃんに湯冷ましはいつから必要?
  3. 赤ちゃんの湯冷ましの作り方
  4. 赤ちゃんの湯冷ましの保存方法・期間などの注意点は?
  5. 新生児の赤ちゃんに湯冷ましを飲ませる際は量や温度に注意しよう

湯冷ましとは?新生児の赤ちゃんに必要な理由は?

湯冷ましは、一度沸騰したお湯を人肌程度に冷ましたもののことです。昔は水分補給のために赤ちゃんにあげる必要があるとされていました。年配の方に「お風呂上がりは湯冷ましを飲ませなさい」と言われた経験をもつママやパパもいるのではないでしょうか?

しかし現在では、必ずしも赤ちゃんに湯冷ましを飲ませる必要はありません。赤ちゃんは母乳やミルクだけで十分水分や栄養分を摂れるからです。

ただ、中には現在でも新生児の赤ちゃんに湯冷ましを飲ませてよいと考えている人がいます。新生児の赤ちゃんに湯冷ましが必要な理由について、以下から紹介しましょう。

(湯冷ましについては以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんのミルクは水道水でOK?煮沸・湯冷ましなど作り方のコツも紹介!

汗をかいた時の水分補給

赤ちゃんは母乳やミルクで十分水分補給をできます。しかし、発熱時や夏の暑い日、お風呂上がりなど汗をたくさんかいた時は湯冷ましで水分を飲ませた方が良いという考え方もあります。

赤ちゃんはとても汗っかきです。1日で大人のおよそ3倍もの汗をかくとされています。そのため、脱水症状の危険性が大人より高いのです。水分を飲んでいるのにおしっこが少ないなどの脱水症状のサインが出ている時は、水分を補給することがとても大切ですよ(※1)。

専業主婦

30代

夏生まれの赤ちゃんだったので、水分補給にはとても気を遣いました。「汗をいっぱいかいて水分が足りなそうな時には湯冷ましを飲ませてもいいよ」と助産師さんから言われていたので、新生児の頃から湯冷ましを飲ませていました。

お風呂上がりや暑い日なども、水分補給のつもりであげていましたよ。

ただし、湯冷ましはあくまでも母乳やミルクでは水分が足りない時に飲ませものです。湯冷ましで赤ちゃんのお腹がいっぱいにならないよう、飲ませる時間や量に配慮する必要があります。

マキ先生

小児科医

厳密に言えば、汗はただの水分だけでなく、ミネラルも含んでいるので、湯冷ましだけでは補充になりません。ただ、毎回お風呂上がりにミルクをたくさん飲ませるとカロリーが気になるとか、太り過ぎを指摘されている場合などは有効かもしれません。

水分不足による便秘の解消

新生児の赤ちゃんは水分不足が原因で便秘になることがあります。うんちの回数が減ったりうんちが出ない日が続いたりする時は、赤ちゃんが便秘になっている可能性があるでしょう。水分不足が原因で赤ちゃんが便秘になっている時は、湯冷ましを飲ませても良いですね。

パート

40代

新生児の頃うんちが2日出ないことがあって、すごく気になっていろいろ調べて、湯冷ましを飲ませたことがあります。お腹がいっぱいで母乳が飲めなくなると嫌なので、ほんの少しだけ。湯冷ましを少し飲ませた後に、無事うんちが出ました。

赤ちゃんが便秘気味の時は、いつもよりも多めに水分を飲ませることを心がけたいですね。母乳やミルクだけだと水分が足りない場合は、湯冷ましをあげて様子を見てみましょう。

離乳食の練習になる場合も

新生児の赤ちゃんに湯冷ましをあげる時は、哺乳瓶やスプーンで少しずつ飲ませる必要があります。離乳食を始める時、まずはスプーンをくわえる練習から始めるママやパパも多いですね。

湯冷ましをスプーンで飲めるようになっていると、離乳食を始める時にすんなりスプーンを口にくわえてくれる可能性が高いですよ。

新生児の赤ちゃんに湯冷ましはいつから必要?

赤ちゃんにいつからいつまで湯冷ましを飲ませて良いのか悩む人も多くいます。しかし、飲ませる時期に決まりはありません。湯冷ましは赤ちゃんのミルクを作る時にも使うので、新生児の頃から飲ませることができますよ。

ただ、赤ちゃんは生後5~6ヶ月まで母乳やミルクだけで十分栄養や水分を摂取できています。必ず湯冷ましが必要になるわけではありません。あくまでも母乳やミルクだけでは水分が不足する時にあげるものだと考えてくださいね。

新生児の赤ちゃんに必ずしも湯冷ましを飲ませる必要はありませんが、離乳食が始まる時期の赤ちゃんに湯冷ましをあげることは推奨できます。湯冷ましは何も味がしないため、離乳食の味にも影響しません。そのため、離乳食時の飲み物として適しているのです。

離乳食が始まると授乳の回数が少なくなるため便秘がちになる赤ちゃんも多くいます。便秘の予防や解消のためにも、湯冷ましは効果的です。

(新生児については以下の記事も参考にしてみてください)

新生児とは?いつまでを新生児と呼ぶの?乳児とどう違うの?

赤ちゃんの湯冷ましの作り方

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