タンデム授乳って？上の子に気持ち悪いと感じた際の対処法、メリット・デメリットも！

上の子に対し強い気持ちを持つことも必要です。授乳のやり方のもっとも大切なポイントは下の赤ちゃんに栄養のある母乳をたっぷり飲ませることです。上の子がぐずっても、負けない強い気持ちが必要になります。上の子を我慢させて先に赤ちゃんに授乳する必要があるため、ママの気持ちの強さが大切なのです。

上の子がぐずったり泣いたりした時は、あとでたくさん褒（ほ）めたりスキンシップするなどの対応をしてあげましょう。

タンデム授乳をすることによって、ママと子供たちにはメリットもあります。タンデム授乳することで、痩せる効果があるともいわれています。タンデム授乳のメリットについて紹介します。

タンデム授乳によって考えられるメリットの1つが、母乳が出やすくなる効果です。赤ちゃんと上の子に授乳をすると、1日の授乳回数も多くなりますよね。たくさん吸われることで、母乳がどんどん出やすくなることが考えられます。母乳が出やすくなるので、乳腺炎の心配も少なくなります。

タンデム授乳をしていると、上の子とも授乳を通じてコミュニケーションが取りやすくなります。上の子が赤ちゃんにやきもちを焼いたり、精神的に不安定になる心配は少なくなるでしょう。

年子でない場合は、下の子が産まれると、赤ちゃんの育児に追われてしまい、どうしても上の子の相手ができなくなりがちです。タンデム授乳なら、赤ちゃんの育児をしながらでも、上の子にしっかり愛情を伝えてあげることができます。

母乳育児で痩せるという話は有名です。授乳はカロリーを多く消費するため、痩せる効果が期待できます。2人に母乳を飲ませるタンデム授乳の場合、必然的にカロリーの消費量も増えるため痩せる効果も高まることが考えられます。

ただ、母乳育児をしているからといって、ママみんなが痩せるわけではありません。体重の増減には個人差もあるため、タンデム授乳で必ず痩せるわけではないことも頭に入れておきましょう。

（母乳育児の痩せる効果については以下の記事も参考にしてください）

タンデム授乳には、いくつかのデメリットもあります。タンデム授乳をする際は、デメリットについてもしっかり理解しておくことが大切です。デメリットについて紹介します。

タンデム授乳は栄養不足になる可能性があります。赤ちゃんと上の子の2人に母乳を与えるため、ママはたくさんのカロリーを消費します。このため、ママの食事量や食事内容によっては、痩せるだけでなく栄養不足になってしまう可能性があるのです。母乳をたくさん与えることで、ママが貧血気味になったり、強い疲労感を感じたりすることがあリます。

ママが栄養不足にならないためには、食事量や食事のバランスに気をつけることが大切でしょう。