タンデム授乳って？上の子に気持ち悪いと感じた際の対処法、メリット・デメリットも！

タンデム授乳をすると、必然的に1日の授乳回数や授乳時間は増え、ママの体に負担がかかります。授乳するために抱っこをすると、それだけ負担となります。タンデム授乳によって、ママが腰痛や肩こりに悩まされる心配も考えられます。

ママの体の負担にならないためにも、授乳クッションを使うなどして授乳姿勢を楽にする工夫をしてみましょう。

タンデム授乳によって、赤ちゃんの虫歯リスクが高まる可能性があります。

タンデム授乳をする時、上の子はすでに離乳食がはじまっているケースも多いでしょう。その場合、離乳食やお菓子で上の子の口内には虫歯菌がいることがあります。上の子の虫歯菌が赤ちゃんにうつってしまうことも考えられるのです。

タンデム授乳する時に上の子が太ってしまう可能性もあります。タンデム授乳をしていると、下の赤ちゃんが母乳を飲んでいれば上の子も欲しがってしまいます。その度に母乳を与えていると、栄養過多になり太ってしまうこともあるのです。

タンデム授乳すると、ママが上の子にイライラすることがあります。2人目3人目の赤ちゃんを産むと、ママは突然上の子が大きく成長したように感じたりします。そうすると、赤ちゃんが飲むおっぱいを欲しがる上の子を「気持ち悪い」と本能的に思ってしまうのです。

今まで可愛かった上の子を突然否定的に感じることで、ママは自己嫌悪を感じてストレスをためやすくなります。上の子が赤ちゃんよりも先におっぱいを欲しがったりすると、さらにママはイライラを感じやすくなってしまうのです。

上述した通り、タンデム授乳をすることで上の子を気持ち悪いと感じてしまうママは少なからずいます。上の子を気持ち悪いと感じてしまうと、自己嫌悪を感じて自分を責めてしまうこともあるでしょう。タンデム授乳をして上の子を気持ち悪いと感じた場合の対処法について紹介します。

（上の子へのママの感情については以下の記事も参考にしてください）

負の感情は自然なことと受け止め悩みすぎないことです。

タンデム授乳をしている時に、上の子に対してママが「気持ち悪い」と感じてしまうのは自然なことです。本能的に小さな赤ちゃんを最優先で守ろうとしてしまうため、上の子に対して負の感情を抱いてしまうのです。自分がどうがんばっても、本能には逆らうことはできません。

上の子を気持ち悪いと感じてしまうのは、自然なことで自分だけではないと理解しましょう。自分だけではないということを知っておくだけで、楽な気持ちになれるはずです。育児中にイライラしたりストレスを感じるのはよくあることです。悩みすぎず、受け止めることが大切です。

上の子には優しく言い聞かせましょう。

上の子がぐずったり赤ちゃんより先におっぱいを欲しがることにイライラしてしまう時、つい強く叱ってしまうママもいるでしょう。強く叱ることでさらにママは自己嫌悪になり、ストレスをためることになりかねません。

上の子にイライラしたり、気持ち悪いと感じてしまう時は、ママが優しく言い聞かせあげることも大切です。「小さな赤ちゃんにはおっぱいの栄養が大切なんだよ」ということを理解できるように伝えてあげましょう。

（上の子への接し方については以下の記事も参考にしてください）