新生児にスタイはいつから?必要な枚数は?素材・サイズなどの選び方や注意点も解説!
ベビーグッズで人気のスタイは、新生児の頃から準備している人も多くいます。この記事では、赤ちゃんにスタイは必要なのか、いつからいつまで・何枚必要なのかなどの疑問をはじめ、素材・サイズ・タイプなど選び方を解説します。新生児に使う際の注意点も参考にしてみてください。
首まわりのサイズ
スタイを選ぶとき、首まわりサイズはとても重要です。小さいと赤ちゃんが苦しくなってしまいますし、隙間があいていると服や肌が汚れるので意味がなくなってしまいます。
赤ちゃんの首まわりのサイズは、成長とともに変化します。新生児期から生後3ヶ月頃までは個人差が大きく、20cm~30cmほどまで開きがあります。生後3ヶ月~4ヶ月頃はムチムチとした体型になってくるので、30cmほどがおすすめです。生後5ヶ月を過ぎると活発に動き回り始めるので、徐々に首まわりも細くなっていきます。25cm~28cmほどが目安です。
このように、赤ちゃんの首まわりは太くなったり細くなったりします。赤ちゃんの様子を見ながら、ぴったりなサイズを使用しましょう。
留め具のタイプ
スタイの留め具にはさまざまなタイプがあります。スナップボタンタイプ、紐・リボンタイプ、マジックテープタイプ、ゴムタイプ、ボタンタイプの5種類が主な形式です。スナップボタンタイプはパチっと留めやすいのが嬉しいですが、金属が使われている場合、赤ちゃんによっては肌に合わないこともあります。
紐・リボンタイプは首まわりのサイズ調整がしやすく、硬い素材で肌を傷つける心配がないことがメリットです。一方、いちいち結ぶのが大変だったり、月齢の低い赤ちゃんでは首が締まるリスクが高かったりするデメリットもあります。マジックテープタイプは取り外しもサイズ調整も簡単ですが、活発な赤ちゃんなら自分で外すこと、擦れて肌が傷つくことも考えられます。
ゴムタイプは装着が簡単で肌にも優しい一方、サイズ調整がしにくいです。ボタンホールにボタンを通すボタンタイプは、肌に留め具が当たらず赤ちゃんが自力で外せない点が嬉しいですが、スナップボタンなどより留めにくいのが難点です。このように、どの留め具にもメリット・デメリットがあります。赤ちゃんの活発さやママの使いやすさに合わせて選びましょう。
形のタイプ
スタイの形は、好きなデザインで選ぶのも良いですが、よだれの量を考えて選ぶのもおすすめです。よだれが多く好奇心旺盛でキョロキョロと首を動かす赤ちゃんなら、360度覆える円形タイプがぴったりでしょう。生地の面積が広いタイプのものも良いですね。
よだれの量が少ない赤ちゃんなら、面積が小さめのスタイでも大丈夫です。バンダナタイプは、おしゃれなコーディネートアイテムとしても取り入れることができます。
また、離乳食が始まったら、食事のときにはポケットつきのタイプを使用すると、食べこぼしで汚しにくくなるのでおすすめです。
(抱っこ紐用のよだれ対策については以下の記事も参考にしてみてください)
新生児にスタイを使う際の注意点!
スタイは赤ちゃんの首元につけて使うアイテムなので、使い方によっては危険を招いてしまうこともあります。新生児にスタイを使うときの注意点を4つ確認しましょう。
寝ているときの使用はNG!
スタイをつけたまま寝かせるのはやめましょう。新生児から生後4ヶ月頃までは、赤ちゃんは自分の思い通りに手を動かすことができません。そのため、寝ているあいだに顔にスタイがかかってしまっても、自力でどけることができないのです。スタイが顔にかかったままだと、息ができなくなってしまうおそれがあります。
また、赤ちゃんが寝返りをうったときに、スタイが首に絡まってしまうことも考えられるので、大変危険です。
交換はこまめにしよう
スタイが汚れたら、すぐに交換しましょう。赤ちゃんのよだれをなぜ拭いてあげるのかと言えば、肌がかぶれないようにするためですよね。スタイをつければすぐによだれを拭けるのでかぶれ対策になりますが、汚れたスタイの使用はかぶれの原因になってしまいます。(※2)
よだれでベシャベシャになったスタイは、吸い取る力がなくなるだけでなく、雑菌が繁殖しやすい状態にあるのです。母乳やミルク、離乳食がついた場合も、衛生状態が悪くなります。こまめな交換で赤ちゃんの肌を健やかに保ちましょう。
カビに要注意!
スタイはよだれ等で濡れている状態が長く続くため、雑菌やカビが繁殖しやすいです。使用後から洗濯まで時間があく場合は、日当たりや風通しが良好なところに置いておくと、比較的早く乾くのでカビ対策になります。夏場は特に湿気が多くなる時期なので、注意が必要です。
もしもカビが生えてしまったり、変な臭いを感じたりしたら、熱湯で殺菌してみましょう。雑菌やカビは高温が弱点なので、熱湯につけ置きするだけでOKです。なお、カビの跡だけ残ってしまう場合や、繁殖が進んでいた場合は殺菌しきれない場合もあります。
洗濯に漂白剤は使わないで
漂白剤は簡単に綺麗になるので便利ですが、赤ちゃんの肌には強い刺激を与える可能性のある薬品が使われています。スタイは赤ちゃんのデリケートな肌に直接触れるものであり、赤ちゃんが口に入れてしまうこともあるものです。赤ちゃんの安全のために、漂白剤の使用は避けましょう。
漂白剤の入っていない洗剤のみを使うのであれば大丈夫です。水や湯だけでの洗濯だと、汚れや雑菌が落ちにくいことが考えられます。
(赤ちゃんの洗濯物については以下の記事も参考にしてみてください)
新生児にもスタイを使ってみよう
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