生後9ヶ月頃に夜寝ない原因は?赤ちゃんが夜中に起きる時の対処法は?昼間の過ごし方も!

【医師監修】赤ちゃんが夜寝ないとママは寝不足でイライラしてしまうかもしれません。生後9ヶ月の赤ちゃんが夜寝ないという悩みを経験した先輩ママの【体験談】や、夜まとめて寝ない原因、夜中に起きる時の対処法などをまとめました。生後9ヶ月の赤ちゃんが夜にぐっすり寝るための昼間の過ごし方も紹介します。

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Contents
目次
  1. 生後9ヶ月の赤ちゃんが夜まとめて寝ない…
  2. 生後9ヶ月の赤ちゃんが夜寝ない原因は?
  3. 生後9ヶ月の赤ちゃんが夜中に起きる時の対処法!授乳など
  4. 生後9ヶ月の赤ちゃんが夜ぐっすり寝るための昼間の過ごし方
  5. 生後9ヶ月の赤ちゃんが夜寝ない時は工夫をしよう

朝は8時までには起こす

先輩ママ

(20代後半)

朝遅くまで寝ていると1日のリズムが崩れて、夜寝る時間も遅くなったり寝付きが悪かったりしました。朝は遅くても8時までには起こして、生活リズムを作るよう心がけました。

赤ちゃんが夜にぐっすり寝るためには1日の生活リズムが整っていることが重要です。起床の時間が遅くなると、リズムが崩れてしまうので8時頃までには起こすようにした方がよいでしょう。

生後9ヶ月ともなると生活リズムは決まってきます。起きる時間、離乳食の時間、お昼寝の時間、寝る時間などを決めて大きくずれないように心がけてみましょうね。

日中はたくさん遊んで体を動かす

男の子のママ

(20代後半)

家の中や支援センターなどでたくさん遊ばせて体力を使うようにしていました。しっかり体を動かした日は疲れているのか寝付きがよくぐっすり寝てくれることが多いです。

体をたくさん動かして遊ぶと赤ちゃんも疲れるのでぐっすり寝てくれますよね。ハイハイの時期は支援センターや児童館など室内の遊び場をうまく利用するとよいですよ。

またお散歩は一見体を動かしませんが、周りの景色を見たりしながら赤ちゃんは刺激を受けるので、同様にほどよく疲れて寝付きやすくなってくれますよ。

午後のお昼寝は早めに切り上げる

二児のママ

(30代前半)

午後にお昼寝をたくさんしたり、昼寝する時間が夕方近くだと夜になかなか寝てくれません。夜にぐっすり寝てもらうには、ちょっとかわいそうだけど途中で起こして早めに切り上げたほうがいいみたいですね。

午後にたくさんお昼寝すると夜眠れずに寝付きが悪くなります。また眠りが浅く夜中に起きてしまうことも多いです。午後のお昼寝は2時間を目安に切り上げたほうが、夜ぐっすり寝るためには良いと言えます。

また遅い時間帯にお昼寝することも夜にぐっすり寝ることの妨げになるので遅くても17時くらいまでにはお昼寝は終わらせるようにしましょうね。

(赤ちゃんのお昼寝については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんの理想のお昼寝とは?最適な時間や場所・音・温度など睡眠環境のポイントを伝授!

生後9ヶ月の赤ちゃんが夜寝ない時は工夫をしよう

赤ちゃんが夜寝ないとママも寝不足になって疲れがたまりますよね。生後9ヶ月の赤ちゃんは離乳食も3回食になり、ハイハイなどで活発に動きまわるようになります。日中はしっかり離乳食と母乳やミルクを食べて、たくさん遊んで体を動かしましょう。そうすることで夜ぐっすり寝られるようになりますよ。

また寝室の室温や明るさを調節して赤ちゃんが眠りやすい環境を作ってあげましょう。毎日同じ入眠儀式を行って赤ちゃんが寝やすい状態にするのもおすすめです。

ただし万全の状態にしても赤ちゃんは夜寝ない場合があります。そんな時は授乳等で乗り切って、翌日はママも無理せずに赤ちゃんと一緒にお昼寝するなどして寝不足を解消しましょうね。

渡邉恵里

小児科医

赤ちゃんは成長と共に出来る事が増え、世界が広がる一方で、思うようにいかない事も増えます。親の方は、離乳食が3回食になり、昼寝が短くなり、動く事が増えてますます目が離せなくなる9ヶ月。なかなか寝ない背景には、赤ちゃん自身と親の不安やストレスがあるかもしれません。親子でいつもと雰囲気を変えてのんびり過ごす事も大切ですよ。