赤ちゃんのカンジダ皮膚炎の症状・原因は?薬など治療法は?自宅ケアの仕方も!
かゆみがつらいカンジダ皮膚炎には赤ちゃんや子供もかかります。「えっ、赤ちゃんもかかるの?」と、知らない人もいるかもしれません。赤ちゃんのカンジダ皮膚炎の治療法、受診の目安、薬などの治療法、自宅でのケア方法などについて説明します。参考にしてください。
実際にカンジダ皮膚炎になってしまったら、どのような治療をするのでしょうか?この項目では、カンジダ皮膚炎の治療法と使用する薬について説明します。症状の出た場所によっては、自己判断や診断が難しいのがカンジダ皮膚炎です。
カンジダ皮膚炎の治療で用いる薬は抗菌薬です。症状によって外用薬・内服薬と薬が変わります。口の中で発症した場合は、うがい薬が処方されることもあります。重篤な深在性カンジダ症の場合は、入院をして抗菌薬を全身投与します。入院治療は子はもちろん親もでつらいですね。症状が軽いうちに早期治療を心がけましょう。
治療を始めると、1週間ほどで皮膚の改善が見られるようです。手足口病のように強い感染症ではありませんが、保育園などに通っている場合は注意が必要です。カンジダ皮膚炎に登園制限はありません。おむつ交換をする際に、感染していない赤ちゃんと肌が接触しないようにするとより安心でしょう。
(おむつかぶれ対策については以下の記事も参考にしてみてください)
赤ちゃんのカンジダ皮膚炎の自宅ケア方法
実際にカンジダ皮膚炎になってしまったら、自宅ではどのようなケアをしたらいいか迷うかもしれません。症状が出ている部位によってケア方法は異なります。カンジダはカビの一種なので湿気を好みます。症状が出ている部位は乾燥させて清潔に保つようにしましょう。
しかし、おむつの中で炎症が起きている場合は乾燥させるのが難しいときもあります。赤ちゃんのおしりや陰部で炎症が起きている場合は、こまめに洗うことが完治への近道です。おむつ替えの際に、シャワーやお湯を張った洗面器で座浴するのがおすすめです。特に陰部は常に湿っている状態に近いため、汚れを洗い流して清潔にしましょう。
(赤ちゃんの虫刺されについては以下の記事も参考にしてみてください)
赤ちゃんのカンジダ皮膚炎について知っておこう
赤ちゃんや子供でも発症するカンジダ皮膚炎について紹介しました。体調不良など免疫力が低下しているときに発症しやすいため、風邪を引いたときなどは気を付けましょう。皮膚のかゆみは大人でも我慢をするのがつらい症状です。幼い子供だと我慢ができずに、かきむしってしまうこともあるかもしれません。
カンジダ皮膚炎は誰でもかかるおそれのある、ちょっとやっかいな皮膚トラブルです。事前に知っておけば戸惑うこともなく安心です。
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