乳幼児突然死症候群の原因は?安全な寝かせ方など今すぐすべき予防策も!体験談多数

寝ているはずの赤ちゃんが突然亡くなる乳幼児突然死症候群。なぜ悲劇は起き、防げないのでしょうか。乳幼児突然死症候群の前兆やリスクについて説明します。赤ちゃんを守る安全な寝かせ方など、今すぐできる予防策についても【体験談】を交えて紹介します。

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Contents
目次
  1. 乳幼児突然死症候群(SIDS)とは?
  2. 乳幼児突然死症候群にリスク因子
  3. 乳幼児突然死症候群に前兆はある?
  4. まずは安全に眠れる環境を
  5. 乳幼児突然死症候群の予防策!安全な寝かせ方など
  6. 乳幼児突然死症候群(SIDS)は予防が大切
  7. 乳幼児突然死症候群 できることから予防

先輩ママ

30代

母乳には人工乳にはない免疫が入っているって助産師さんが言っていた。だから少しでもいいから母乳を飲ませようって。出にくい私にはプレッシャーだけど赤ちゃんを守りたいから、今日もおっぱいマッサージがんばるぞ!

人工乳が乳幼児突然死症候群を引き起こすわけではありません。ただ、母乳で育っている赤ちゃんの方が乳幼児突然死症候群を発症するリスクが低いといわれています(※1)。

母乳にはさまざまな病気から乳児を守るための免疫が含まれています。完全母乳でなくても毎日少しでも母乳を与えることが、乳幼児突然死症候群をはじめ、色々な病気から赤ちゃんを守る予防策になるでしょう。

(母乳については以下の記事も参考にしてみてください)

母乳が出ない…。原因は?授乳の『コツ』を知れば一瞬で悩みが解決できる!

添い寝は注意

先輩ママ

30代

お兄ちゃんと赤ちゃんの間に私が添い寝でお昼寝タイム。ちょっとお茶タイムにしようと起きてお茶を入れて…。ちょっと覗いてみたらお兄ちゃんの足が赤ちゃんのお腹に!慌てて足をどけた。怖い…

添い寝をすることで、赤ちゃんの異変に気付きやすいというメリットはあります。ただ、添い寝は思いがけず赤ちゃんに覆いかぶさっていたりするなど危険もたくさんあります。お酒を飲んで添い寝したパパが覆いかぶさっていたというようなケースもありますので、乳児の安全のため添い寝には十分に気をつけましょう。

また添い乳で寝かしつけるママもいますが、疲れた状態での添い乳は非常に危険です。寝ないつもりでも、うっかりウトウトしてしまうことはあるでしょう。

また子供と新生児を添い寝させることは、新生児の安全面を考えると極力避けたい寝方です。子供は寝相が悪い子も多く、動いたときに足が新生児のお腹に乗ってしまったり口を塞いでしまったりして、事故が起こりやすくなります。子供と新生児の添い寝については非常に注意が必要です。

センサーを取り入れる

保育士

50代

乳児がたくさんいるので、乳幼児突然死症候群に対しての予防はかなり気を張っている。万が一発症しても助かるよう5分おきに見回りをするなどをしていたが、あまりにも負担が大きい。布団の下に呼吸を監視するセンサーをつけるようにした。

保育園では乳児から幼児までたくさんの子供達が一斉にお昼寝をします。中にはうつぶせで眠る癖がある子や、体調があまりよくない子もいます。体験談の保育士さんは万一乳幼児突然死症候群を発症しても助かるようにと5分おきに見回って、かなり気を遣っているようです。

現在、乳児の布団の下から呼吸をモニターするセンサーが開発されています。呼吸状態が普段と違い激しい時や過度に少ない時などは警告音が鳴り、タブレットにも警告が通知されるようなしくみです。

乳幼児突然死症候群は早期発見で助かる確率が高まります。発症を完全に予防することは難しいですが、こうしたテクノロジーを使うことで助かる可能性もあるでしょう。

乳幼児突然死症候群(SIDS)は予防が大切

大切な赤ちゃんが突然亡くなってしまうことの悲しさは計り知れません。現在の医学では乳幼児突然死症候群の原因はわからず、絶対に安全な方法というのは見つかっていないのが現状です。しかし、予防策を講じることで発症のリスクを下げることはできます。

乳幼児突然死症候群 できることから予防

赤ちゃんを守るために、できることはやっておくことが大切です。新生児の頃から安全な寝方に慣れさせることも予防につながります。赤ちゃんの異変にいち早く気が付くことで助かる可能性もあるでしょう。できることから取り入れて、乳幼児突然死症候群を予防しましょう。