子供の頭痛が続く原因は?症状の種類や対処法!病院へ受診する目安も!

近年では子供の頭痛が増えていると言われています。この記事では子供の頭痛の種類や、一次性頭痛(片頭痛・緊張性頭痛)と二次性頭痛の症状を解説します。また頭痛が続く原因や対処法、病院を受診する目安や何科を受診するといいのかをあわせて紹介します。

Contents
目次
  1. 子供の頭痛の種類
  2. 子供の片頭痛の症状
  3. 子供の緊張型頭痛の症状
  4. 子供の二次性頭痛の症状
  5. 子供の頭痛の原因は?いつまで続く?
  6. 子供の頭痛の対処法
  7. 子供の頭痛で病院を受診する目安は?何科に行く?
  8. 子供の頭痛について知っておこう

子供の頭痛の種類

育児をしていると、子供の体調が優れない日もありますね。おでこやこめかみのあたりなどを抑えて「頭が痛い」と訴えているのに、特に発熱がない……ということはよくあります。子供の頭痛には、主に「一次性頭痛」と「二次性頭痛」と呼ばれる2種類の頭痛があります。以下からそれぞれの特徴を見ていきましょう。

(産後の頭痛については以下の記事も参考にしてみてください)


産後の頭痛の原因や対処法は?いつまで?病気の可能性は?体験談あり

一次性頭痛

脳や体は健康なのに、慢性的に頭痛を繰り返すことを「一次性頭痛」といいます。片頭痛か緊張型頭痛が原因で頭痛を起こすことが多いですが、片頭痛と緊張型頭痛頭痛を両方発症することもあります(※1)。

二次性頭痛

インフルエンザや風邪、副鼻腔炎や頭部外傷などの病気が原因で引き起こされる頭痛を「二次性頭痛」と言います。病気が治れば、頭痛が軽くなったり、なくなったりしますよ。ただ、中には脳腫瘍などの中枢神経の病気やホルモンの異常などが原因で頭痛が起きることもあります(※1)。

(子供の副鼻腔炎については以下の記事も参考にしてみてください)

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子供の片頭痛の症状

片頭痛の原因は病気ではありませんが、ひどい頭痛を伴います。しかし、片頭痛持ちでないママは、片頭痛になった時どのように頭が痛くなるのか想像できませんね。以下から片頭痛の主な症状について詳しく紹介します(※2)。

おでこやこめかみから目のあたりがズキズキする

片頭痛の時は、こめかみから目、おでこにズキズキと脈打つような痛みが生じます。頭の片側やこめかみ、おでこなど前頭部から側頭部の両側が痛むことが多いですが、後頭部が痛むことはあまりありません。

光・音・臭いに過敏になる

片頭痛になった子供は、光や音、臭いに過敏になることがあります。光や音、臭いなどの刺激にが原因で、さらに頭痛が酷くなることもあるでしょう。片頭痛の時、暗く静かな部屋で寝たがる子供は多いですよ。

吐き気や嘔吐などの腹部症状

片頭痛の子供は頭の片側やこめかみに痛みを感じることが多いですが、さらに症状が悪化すると頭全体に痛みが広がり、吐き気や嘔吐などの症状が現れることもあります。

片頭痛が原因で現れる腹部症状のうち、吐き気や嘔吐が持続的・周期的に起こる「周期性嘔吐症」は、5歳前後の子供に多く見られます。食あたりと症状が似ているので、しっかり見分けることが重要です。

子供の緊張型頭痛の症状