子供の熱中症の初期症状は?頭痛・嘔吐?受診の目安は?対応・予防法を知って対策しよう!

子供や赤ちゃんが熱中症になるとどうなるのでしょう?この記事では、子供の熱中症の頭痛・嘔吐・めまい・寒気など初期症状や、病院へ受診する目安について紹介します。さらに、子供や赤ちゃんの熱中症の対応・予防法についても紹介しますので参考にしてみてくださいね。

Contents
目次
  1. 子供・赤ちゃんの熱中症の初期症状は?頭痛・嘔吐など
  2. 子供の熱中症で病院を受診する目安は?
  3. 子供が熱中症になった時の対応
  4. 子供の熱中症の予防法
  5. 子供・赤ちゃんの熱中症をしっかり対策をしよう

子供・赤ちゃんの熱中症の初期症状は?頭痛・嘔吐など

熱い時期になったら注意したいのが、熱中症です。つい軽視してしまいがちですが、重症化すると嘔吐や意識障害、けいれんなどを起こすこともある大変な症状ですよ。

特に赤ちゃんや小さな子供は、大人より熱中症になりやすいといわれています。幼いほど体温調節の機能が未発達で上手に汗をかけない上、大人よりも体の水分の割合が高いので暑さの影響を受けやすいからです(※1)。

頭痛や嘔吐、めまいや寒気など子どもと大人の熱中症の症状は同じです。しかし、赤ちゃんや子供は症状をうまく訴えられないので、大人が早く気づく必要があります。以下から熱中症の初期症状を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

頭痛

頭痛は熱中症の初期症状の1つです。しかし、赤ちゃんや小さな子供は頭が痛いことを上手に伝えられません。大泣きしたり、頭を頻繁に触ったり「頭がズキズキする」「ドクドクする」と表現して頭痛を訴えてきたりしたら、熱中症を疑いましょう。熱中症が原因の頭痛は、すぐには治りません。翌日まで残ることもあるので、ゆっくり症状を見守ってくださいね。

嘔吐

熱中症の初期症状で嘔吐することもあります。ある程度大きければ「お腹が痛い」「お腹がゴロゴロする」とママに伝えられますが、赤ちゃんや小さい子どもは吐き気がすることを上手に伝えられず、急に嘔吐してしまうでしょう。

(子供の嘔吐については以下の記事も参考にしてみてください)

離乳食を吐く原因は?危険な症状、赤ちゃんの嘔吐・吐き戻しの対処法と対策を紹介!

発熱・汗をかく

熱中症になると、発熱や体の火照りが初期症状として現れます。大量の汗をかくこともあります。

めまい・寒気

熱中症の初期症状として、めまいや寒気が現れることもあります。発熱が原因で寒気を感じることが多いです。

子どもは、めまいなど言葉にしにくい症状を上手に伝えられませんね。ふらつきや震え、ぐったりした様子があれば熱中症の可能性を考えましょう。

子供の熱中症で病院を受診する目安は?

赤ちゃんや小さな子供の熱中症は、症状が軽ければ家庭でも十分対応できます。軽度の熱中症なら、病院に行かず家で経過観察をしても大丈夫ですよ(※2)。ただ、翌日まで強く症状が残った時や子どもの様子にどうしても不安が残る時は医師に相談しましょう。

ただ、すぐ病院に行くべき症状もあります。熱中症で病院を受診する目安について、以下から詳しく見ていきましょう(※2)。

水分補給ができない時

子供に熱中症の症状が現れたら、水分補給をさせる必要があります。

嘔吐などの症状が原因で水分補給ができない時は点滴で水分補給をさせなければいけません。すぐに病院に連れて行きましょう。

意識障害がある時

頭痛や寒気などの症状のほかに、呼びかけても返事をしない・反応が鈍い・すぐに寝るなどの意識障害を伴う場合は、すぐ病院に連れて行きましょう。

40度以上の高熱が出た時