子供の風邪は食事で早く治せる！症状別に効く食べ物＆レシピのおすすめを紹介！

【材料】（小鉢一杯分）
レンコン・180g
ごま油・大さじ1
甜菜糖・小さじ2
みりん・大さじ1
しょうゆ・大さじ1
白ごま・適宜

【作り方】
①レンコン180gは皮をむかずにタワシでよく洗い、薄くスライスする
②フライパンにごま油を入れ、①のレンコンを入れて透き通る程度まで炒める
③甜菜糖・みりん・しょうゆを入れ、味をからませるようにして炒める
④仕上げに白ゴマを入れ、全体を混ぜたらできあがり

レンコンはビタミンCを豊富に含んでいるので、咳などの不調の回復を助けてくれます。子供が咳でつらそうな時は、レンコンを取り入れたレシピを試してみてくださいね。

【材料】
人参・中3本
玉ねぎ・中1個
セロリ・1本
白ワイン・大さじ2
米・大さじ2
トマトペースト・15g
スープ（固形スープの素を表示通りに溶いたもの）・800cc
塩・小さじ2
胡椒・適宜
オリーブ油・大さじ2

【作り方】
①人参、玉ねぎの皮を剥き、セロリと一緒に大きめの斜め切りにする
②鍋にオリーブ油を入れ①の野菜を炒める
③全体に油がまわったら塩と白ワインを入れて蓋をし、中火で蒸し煮にする
④野菜から水分が出てきたら、トマトペースト・米・スープを加えて野菜が柔らかくなるまで煮る
⑤④をハンドブレンダーかミキサーを使ってピューレ状にする
⑥再度温めながら塩・胡椒で味を整える


風邪で咳や鼻水が出る時は、粘膜が炎症を起こしています。粘膜の炎症には、たまねぎだけでなく、人参に含まれるビタミンAも効果的です（※2）。このスープはたまねぎと人参をどちらも取り入れられます。優しい味わいなので、食欲がなくても飲みやすいですよ。

嘔吐や下痢は非常につらい症状ですね。症状がひどい間は、重湯など胃腸を刺激しない食べ物を取り入れると良いでしょう。

風邪で嘔吐や下痢の症状がある時は、りんごがおすすめです。果物なら何でも風邪に効く、と考えている人が多いですが、柑橘類やイチゴなどは下痢の症状を逆に悪化させるのでおすすめできません。

りんごは胃腸を刺激しませんし、消化に良いので胃腸の回復を助けてくれます。おかゆすら喉を通らない時は、りんごのしぼり汁やすりおろしを取り入れてみましょう。りんごが苦手なら、バナナを食べさせても良いでしょう。胃腸への刺激が少ないのでおすすめです。

【材料】（1カップ分）
片栗粉・大さじ2
砂糖・大さじ1（お好みの量）
熱湯・200cc
水・大さじ1

【作り方】
①マグカップに片栗粉と砂糖を入れて、水で溶いておく
② ①をスプーンなどで混ぜながら、一気に熱湯を入れて手早く混ぜる
③よくかき混ぜてできあがり

吐き気が強く食欲がない時は、片栗粉で栄養を摂りましょう。片栗粉を使うことでとろみがつくので、飲みこみやすくなりますよ。砂糖をはちみつに変えても良いでしょう。

【材料】 （うどん1袋分）
大根おろし・5cm分
うどん・1袋
お好みのつゆ・適量

【作り方】
①どんぶりに熱湯を注いで温めておく
②うどんを袋の表記より長めの時間で茹でて柔らかめに仕上げ、①で温めたどんぶりに移す
③鍋にめんつゆを入れて火にかけ、沸騰したら大根おろしを投入し、10秒ほど温める
④どんぶりに盛り付けてできあがり

嘔吐や下痢の症状がある時は、消化に良いうどんを取り入れましょう。ただし、胃腸の働きが弱まっているので、やわらかめに茹でてくださいね。

大根おろしは消化を助けくれるので「あったかおろしうどん」は栄養補給をしながら消化機能を回復させたい時にピッタリのレシピですよ。

治りかけの時点では、まだ風邪の原因であるウイルスや細菌が体内に残っています。治りかけの時点で油断すると、風邪がぶり返してしまう可能性もあるのです。完全に体調が良くなるまで、食事の内容には配慮しましょう。