保育園に入れない…。仕事は退職する?育休延長は可能?保活を成功させるコツも!

女性の社会進出により今は両親共働きの家庭が増えています。保育園に思うように入れず悩む親は多いものです。保育園に入れない理由や指数の詳細、保活を成功させるコツを知っていますか?どうしても保育園に入れない場合の対処法や、退職や育休の延長についても紹介します。

( 2ページ目 )
Contents
目次
  1. 保育園に入れない理由は?指数とは?
  2. 保育園に入れない悩みも解決!保活を成功させるコツ!
  3. どうしても保育園に入れない場合はどうすればいい?
  4. 保育園に入れない場合は退職するべき?育休は延長できる?
  5. 保育園に入れない場合のことも事前に考慮しておこう

認可保育園は無認可保育園にくらべると保育料が割安になっています。そのため認可保育園は所得が低い家庭のほうが優先となるのです。そのため上記のような条件に当てはまらないにもかかわらず保育園に入れない場合、所得が高かったことが理由となっている場合もあります。

保育園に入れない悩みも解決!保活を成功させるコツ!

何かしらの理由や満たしていない条件があって優先順位が下がり、保育園に入れないということが起こります。そうはいっても育休を明けて仕事復帰しなければならないのに、保育園に入れないのは困りますよね。保活をうまく成功させるためのコツを紹介します。

妊娠後期から情報収集を始める

場所によっては両親フルタイムの共働きでも認可保育園に入園できないところもあるほど、保活が激戦となっている地域もあるでしょう。一番大切なことは、とにかく早めに行動を始めることです。赤ちゃんが生まれて育休が明ける前に行動し始めたのでは到底間に合いません。

また、赤ちゃんが生まれてしまうと思うように外出ができず情報収集などができないこともあります。妊娠後期に入ったら、少しずつ周辺の保育園や住んでいる場所の保活状況を調べておくことが保活成功のコツとなります。

(保育園見学については以下の記事も参考にしてみてください)

保育園見学のポイント!予約は電話?質問すべき内容のチェックリストも!

0歳児で入園する

どこの地域でも共通しているのですが、1歳児の入園は0歳児にくらべて非常に難しいとされています。0歳児は毎年定員いっぱい入園することが可能です。しかし1歳児はすでに入園している0歳児が進級するため、その分定員が減ってしまうのです。

また1年くらいで育休を終えて復帰しようとする人が多く、希望者も多いのが現状です。希望者が多く定員が少ないので激戦となってしまいます。保活を成功させるためには、0歳児での入園も検討しておきましょう。

認可外保育園やベビーシッターを0歳児で利用しておく

保育園の0歳児クラスは新生児の受け入れをしていない場合が多いでしょう。生後6ヶ月以降のみ入園可というところも多く、早生まれの赤ちゃんなどは保活が難しい傾向にあります。そういった場合は、1歳児での入園となるので対策が必要です。

早めに育休を切り上げて仕事復帰し、0歳児の段階で認可外保育園やベビーシッターを利用しておくことで優先順位が上がります。1歳児の保活成功のために、できるだけ指数に加点してもらえるようにしておきましょう。

就職活動を同時にしていく

仕事を退職したものの保育園に預けて再就職しようと考えている人は、保活と同時に就職活動をしておくことが必要です。指数を出す時点で求職中というのは優先順位が下がる要因となります。つまり申し込みをする時点で仕事をしている、もしくは育休中という状態が望ましいのです。

保活と並行しての就職活動は非常に大変ですが、一時保育やベビーシッターなどを上手に利用しながら乗り切りましょう。赤ちゃんとママが離れる練習にもなります。

どうしても保育園に入れない場合はどうすればいい?

激戦区と呼ばれる地域では、条件も色々揃えて早くから行動したにもかかわらず、どうしても保育園に入れないという場合もあります。そういった場合はどうすればいいのでしょうか?

認証保育園や企業主導型保育園を利用する

先輩ママ

30代前半

認可保育園落ちた。フルタイム共働きでもダメな現状。認証保育園か企業主導型をあたるかな…お金は多めに払ってもいいから、安心できる預け場所に預けて復帰したい。

東京都は保活の大変さに対応するため、認証保育園という都が認証している保育園を用意しています(※2)。都民の実態に合うように設定された基準をクリアしていると認証保育園と認可される仕組みです。認証保育園は保育園と直接契約をすることになっています。

また企業に併設されている保育園は、実はその企業がある地域の人に対しても少し枠を設けているところがあるのです。自治体にはその情報が来ていない場合があるため調べることが難しいのですが、その分認可保育園よりも倍率が下がる場合もあります。地域に大きな企業がある場合は、企業に直接問い合わせてみるのもひとつの手でしょう。

どちらも保育士の求人サイトなどを参考にして探しているママが多いですよ。保育士の求人を見ると、新規オープンの保育園の情報も得ることが可能です。

育休を延長する