幼稚園入園祝いのお返しは必要？相場、のしの書き方などマナーは？おすすめの品物も！

幼稚園へ入園する前は忙しい時期ですが、もらった入園祝いには早めに返すことが大切です。お祝い返しを先延ばしにすることは、入園祝いをくれた相手に不快な思いをさせてしまうことになりかねません。品物を買う時間がない場合などは、入園祝いに対するお礼の電話を子どもと一緒にすることでお祝いをくれた相手への感謝が伝わります。

入園祝いを貰ったらすぐにお礼の電話をして感謝の気持ちを伝えましょう。また、品物をお返しするタイミングは入園式後1ヶ月以内といわれています。先に入園祝いに対するお礼の電話をしてから内祝いの品物を考えても遅くありません。

いつお祝い返しをするのかを決めておくとスムーズです。いつしようと思っていても忘れることもあるので、日付指定で品物が相手に届くように注文しておくと楽でしょう。

場合によっては入園式の前に入園祝いをもらうこともあるかもしれません。入園式前にもらったお祝いに対しては入園式が終わるまで内祝いの品物を渡すのは待ちましょう。

入園祝いに対するお礼の言葉は、電話などでお祝いをしてくれた相手にすぐに伝えます。その後無事に入園式が終わったことを入園祝いをくれた相手に報告し、内祝いを渡しましょう。

（幼稚園の費用については以下の記事も参考にしてみてください）

幼稚園の入園祝いの手紙を出す時期は入園式後の1ヶ月以内といわれています。入園祝いをもらった子どものひと言も添えて手紙を出すことがマナーです。ここでは正しいお礼状の書き方と入園祝いをくれた相手に感謝の気持ちが伝わりやすい例文も紹介します。

入園祝いのお礼状は、前文・主文・末文・後付けの4つで書いていきます。まずは前文で、頭語と呼ばれるあいさつの言葉・時候の挨拶で季節を取り入れたあいさつ文・相手の安否を気遣うあいさつの3つを書きましょう。次の主文はお礼の文章を書いていきます。

もらった品物・お金の使い道などを文章に入れて今後も指導をお願いする内容の文章で主文を締めくくりましょう。末文では結びのあいさつ・結語で、敬具などで手紙を締めくくる言葉を書きます。最後に後付けで日付・差出人・宛名の順に書いて手紙を終わらせましょう。

拝啓　春の日差しも心地よくなりましたが、○○様にはいかがお過ごしでしょうか。
本日は、次男○○の幼稚園入園にあたり、温かいお心遣いをいただきまして、どうもありがとうございました。早速ながら、幼稚園入園準備品の購入にあてさせていただきます。また、幼稚園の入園式の写真が出来ましたら、送らせていただきます。次男○○も、○○様にお会いできることを楽しみにしております。朝晩とまだ冷えますので、お体に気をつけて健やかにお過ごしください。

取り急ぎ、お礼まで。

敬具

幼稚園入園祝いのお返しののしは結婚・お見舞いなどの内祝いとは異なります。同じめでたいお祝いではありますが、入園祝いのお返しののしと結婚祝いのお返しののしを同じものにするのはマナー違反になるでしょう。きちんとしたのしの書き方や選び方のマナーを守れば、入園祝い返しでお祝いをくれた相手に失礼になることはありません。