斜位と斜視の違いは?症状の特徴や原因は?治療法や、トレーニング方法も!

斜位とはどんな病気でしょうか。斜視とはどう違うのでしょうか。斜位の種類と症状、隠れ斜視、原因、治療法、自宅でのトレーニング方法などについて説明します。あまり知られていない病気ですが、放置すると悪化することがあります。参考にしてください。

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Contents
目次
  1. 斜位とは?隠れ斜視?
  2. 斜位の種類と症状の特徴
  3. 斜位と斜視の違いは?
  4. 斜位の原因
  5. 斜位の治療法は?自宅でできるトレーニングも!
  6. 斜位について知っておこう
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斜位の治療法は?自宅でできるトレーニングも!

斜位の治療法はどのようなものがあるのでしょうか。斜位そのものの治療の必要性や、自宅でできるトレーニング方法についても紹介します(※4)。

斜位は治療したほうがいい?

斜位は程度の軽いもので、生活に支障が出ない場合は特別に治療をする必要はありません。しかし、程度がひどく生活に支障が出るときや、肩こりや頭痛につながることが多いと、治療を考えましょう。また、子供のうちは視力もまだ発達しきっていない状態です。目に異常があるまま成長すると、目の発達に影響が出て、近視や弱視のおそれもあります。

子供のうちに視力が悪化すると、大きくなってからの治療で、効果が出にくいというリスクもあります。斜位に限らず、子供の視線など、目の様子が気になれば、早めに眼科を受診しましょう。

生まれたばかりの子供は視力がまだ発達していませんが、生後6カ月を迎えると多くの子供は視線が定まった状態になります。生後6カ月であっても、斜視かどうか様子を見ることはできます。

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斜位の治療法

斜位の主な治療法としては、メガネの着用や手術があげられます。斜視や斜位を治療するためのメガネは、プリズムレンズのメガネを使うことによって、見えている像を動かすことができます。この特殊のメガネが像がずらしてくれるので、筋肉を無理に使って自分で像を合わせる必要がなくなるのです。

子供用のレンズもあるので、子供の斜位治療や斜視治療にも用いられています。

また、手術を行う場合もあります。大人の手術は日帰りで行えます。子供の手術は麻酔をかけるため入院するのが一般的です。手術の費用は、手術の方法によりますが、手術費用のみでおよそ3万円程度かかり、手術前後の費用が1000円程度、初診であれば5000円ほどかかります。

(オシャレなメガネについては以下の記事も参考にしてみてください)



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自宅でトレーニング

斜位の症状を緩和するには、自宅でトレーニングを行うという方法もあります。治療や手術を行うとなると、長期的に時間がかかったり、費用の心配などもあります。また、斜位の多くは日常生活に支障をきたすことは少ないため、ほとんどの人は自宅でのトレーニングで、悪化を防ぎたいと思っているようです。

斜視や斜位は筋力が弱いことも原因です。このため筋肉を鍛えるトレーニングや、視点のバランスをとるトレーニングを行いましょう。まずは、指を自身から30cm程度のところで立て、指と遠くを交互に見つめます。その後、指を視覚に入る限界まで、左右にゆっくり動かし、目で追いましょう。両目で追うことと、ピントを合わせることを意識してトレーニングを行いましょう。

日々のトレーニングで筋力を鍛えることにより、斜位の悪化を防ぐ効果が期待できます。自宅で費用もかからず簡単に行えます。トレーニングは継続して行いましょう。

斜位について知っておこう

斜位は、通常では目で確認することが難しく、生活に支障をきたさないことも多いので自覚しづらいのが特徴です。自覚する人が少ないので、斜視に比べると世間の認知度も低いといえるでしょう。

しかし、知らないうちに悪化したり、悪化したことによって目の疲れや肩こり、頭痛につながることがあります。また、子供の視線の変化になるべくはやく気づくことで、視力の低下を防ぐきっかけにもなります。

斜位の特徴や原因、治療法やトレーニング法を知り、斜位の悪化を防ぎましょう。