【医師監修】排卵とは?症状はある?生理や妊娠との関連性・仕組みは?(図解付き)
排卵とは何でしょうか?生理や妊娠との関連性はどのようになっているのでしょうか。。人によっては排卵時に少量の出血などの症状が現れ不安に思うことも。ここでは排卵がおこる時の体の仕組みや症状について、図解を交えて詳しく説明していきます。
生理のすぐ後から次の排卵までを、卵胞期と呼びます。卵巣の中で、卵胞が成長している時期ですね。この時期、分泌される卵胞ホルモンの影響で、むくみがとれ頭がスッキリするなど体の調子がとてもよくなるという人もいます。卵胞期は、基礎体温の時期としては低温期とも呼ばれ、名前の通り、基礎体温が他の時期に比べ低くなります。期間は大体2週間前後です。この時期は、卵胞がまだ発育過程にあるため妊娠する確率はとても低くなります。
排卵期とはいつのこと?
排卵期とは、排卵が起きる前後の五日間程度を指します。排卵がおこると体温が上がるので、基礎体温の上昇が見られます。上記のグラフを見てみると、体温が低い時期と高い時期の間にピンクの帯の部分がありますね。この、低温状態から高温状態に移り変わる期間に排卵があったと予測されます。低温期と高温期の差は大体0.3から0.4度です。
(排卵日については、以下の記事も参考にしてみてください。)
黄体期(高温期)とは何?
黄体ホルモン数値も上がって良いし、膜も厚くなってきてるみたい。私の準備は良いって先生ニッコリ😊
— HANA*ゆる〜く妊活 (@HANA2525320) August 19, 2017
旦那は先生にご主人がもっと頑張りましょうと言われたらしいです(私の内診中に言われたそうな)
私もそう思いまーーす!
黄体期とは、排卵後の黄体ホルモンが分泌される時期を指します。黄体期は、基礎体温の時期としては高温期とも呼ばれ、体温が他の時期と比べ高くなります。この時期は、黄体ホルモンの影響で子宮内膜が厚くなり、体が着床への準備を始めます。人によっては、むくんだり、だるくなったりするなど、少し体の調子が悪いと感じることも。高温期には生活リズムをゆったり目に調整するといいかもしれません。
この時妊娠が成立すると、高温状態が続きます。逆に妊娠が成立しない場合、高温期間は大体二週間前後で終了し、月経が始まります。
(高温期について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。)
妊娠と排卵とは関係ある?
先に説明した排卵→受精→着床の流れのとおり、いつ妊娠が成立するのかは、排卵の時期と密接に関係しています。また、卵子の生存期間はそこまで長くないため、その短い期間内に受精しなければ、妊娠が成立するのは難しいのです。
排卵後、卵子はいつまで生存できるの?
排卵がおきた後、卵子は卵管の中でいつまで生きられるのでしょうか?卵子の生存期間は約24時間です。卵子は排卵されてから、24時間くらいで受精が不可能になります。もちろん生存期間には個人差もありますが、思ったより短いと感じた方も多いのではないでしょうか。ちなみに、精子の女性の体内での生存期間は5日から7日と言われていますとなります。
女性の体が年をとるにつれ、卵子も年をとり、妊娠の確率が低くなっていきます。こういった卵子の老化を止めることはできませんが、スピードを遅らせることはできます。そのためには体を健康に保つことが大切です。具体的には、食生活に気をくばる、適切な運動をする、タバコを吸わないなど基本的な生活習慣から改善することが大切です。
排卵期と妊娠確率
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