乳幼児が喜ぶ遊び!月齢・年齢別に成長に合わせた遊び方の変化を解説

乳児期・幼児期の特徴や、乳幼児が喜ぶ遊びを月齢・年齢別に紹介します。乳児・幼児におすすめの手作り遊び道具の簡単な作り方・材料も紹介していきますので、乳児が喜ぶ遊び方や乳児にぴったりの遊び道具を知りたいママはぜひ参考にしてくださいね。

Contents
目次
  1. 乳幼児期の特徴は?
  2. 乳児が喜ぶ《月齢別》の遊び方
  3. 幼児が喜ぶ《年齢別》遊び方
  4. 乳児におすすめの手作り遊び道具を紹介!
  5. 乳幼児期は成長や発達に合わせた遊びをしよう

乳幼児期の特徴は?

乳幼児期は子どもが著しく成長する時期です。できることがどんどん増えていくので、発達に合わせて子どもにどんな遊びをさせてあげるべきか悩んでしまうママも多いでしょう。

乳幼児期の赤ちゃんはどんなことができるようになるのでしょうか? 以下から、乳児と幼児の特徴について紹介します。

乳児期(0歳~1歳未満)の特徴

0歳児から1歳未満の子どものことを乳児と言います。生後0ヶ月の頃はあまり動かず1日のほとんどの時間を眠って過ごしますが、生後2ヶ月になる頃には「うっくん、うぐうぐ」と音を出す、クーイングが上手になるでしょう。また、生後4ヶ月頃に首がすわり、生後5ヶ月頃には身体をねじり、寝返りをすることができるようになりますよ。(※1)

さらに、生後6ヶ月頃になると不安定なお座り、7ヶ月頃には安定したお座りをすることができるようになるでしょう。中には生後7ヶ月で人見知りが始まる子どももいますよ。(※1)

その後、生後9ヶ月頃にハイハイ、10ヶ月頃につかまり立ちをするようになる赤ちゃんが多くいます。10ヶ月になると少し言葉が分かるようになるので、「パチパチして」というと手を叩くなど身体を使っていろいろなことを表現できるようになるでしょう。(※1)

生後11ヶ月、12ヶ月になると短い間立ち上がったり、数歩歩いたりします。発達の早い赤ちゃんでも1語、2語程度しか話すことができませんが、大人の言うことが何となく理解できるため、コミュニケーションをとりやすくなるでしょう。

(生後3ヶ月の赤ちゃんの成長の特徴については以下の記事も参考にしてみてください)

生後3ヶ月半の赤ちゃんの成長の特徴は?体重の目安や、授乳・睡眠など生活リズムについても!

幼児期(1歳~6歳未満)の特徴

幼児期になると、子どもはいっそういろいろな成長を見せてくれます。2歳から3歳になると「ママ、こうえん、いこ!」などの二語文や三語文言葉を話せるようになります。また、言葉を習得するために「これはなに?」「どうして?」などママにたくさん質問をするようになるでしょう。3歳児になると片足立ちができるようになるなど、運動能力も発達しますよ。(※1)

さらに、4歳になると片足でケンケンしたりスキップしたりするなど、さらに身体能力が発達します(※1)。この頃、社会性も身に付き、友達とルールを決めて遊ぶことができるようになるでしょう。

友達との関りが増えるにつれて周りの子どもとケンカすることが増えます。友達と仲直りをすることは子どもにとって大切な経験になるので、子どもの友人関係にはあまり両親が介入しないようにしましょう。3歳~4歳頃に徐々に人付き合いの方法を覚えると、5歳~6歳頃には小さな子どもの面倒を見ることができるなど、社会性がますます向上しますよ。

(6歳の子どもの身長については以下の記事も参考にしてみてください)

6歳児の身長の発達は?男の子・女の子で変わる?背を伸ばすための秘訣も紹介!

乳児が喜ぶ《月齢別》の遊び方

初めて子育てをするママは、どのように乳児と関わるべきなのか悩んでしまうこともあるでしょう。以下から乳児が喜ぶ遊び方を月齢別に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

生後0ヶ月

生後0ヶ月の赤ちゃんは、近くのものであればぼんやり見ることができます。赤ちゃんが起きている時にすぐそばまで顔を近づけ、見つめ合ってみましょう。パパやママが舌を出したり口を大きく開けたりすると、真似をして遊び始める赤ちゃんもいますよ。

生後1ヶ月


生後1ヶ月の赤ちゃんには、おむつ替えや着替えの時などに赤ちゃんの身体をくすぐる遊びがおすすめです。両親など家族の人とスキンシップをとると、赤ちゃんが安心できますよ。

生後1ヶ月になると「あー、うー」と音を出すクーイングが始まります。クーイングに対して「あうあうだね~」と喋る遊びを始めても良いですね。子どもは「お母さんが返事をしてくれた」ということを嬉しく感じ、言葉を話し出すこともあります。

生後2ヶ月

生後2ヶ月の赤ちゃんと遊ぶ場合は、歌を歌いながらリズミカルに身体のいろいろなところを触る遊びがおすすめします。赤ちゃんの柔らかな肌や小さな身体の作りを楽しむように触り、スキンシップをとってみてくださいね。

赤ちゃんを抱っこして、好きな音楽に合わせてゆっくり揺らす遊びもおすすめです。ただし、網膜出血や硬膜下血腫などを引き起こす「揺さぶられっ子症候群」になる可能性があるので、激しくゆすらないようにしましょう(※2)。また、まだ首がすわっていない時期なので、首をしっかり支えてあげるようにしてくださいね。