新生児が毛深い…!赤ちゃんの背中などの産毛が濃い理由は?処理する必要性は?

赤ちゃんの産毛が濃い理由をはじめ、背中・おでこなどの産毛は処理するべき?いつ自然に抜けるの?などの疑問についてなど毛深い新生児について解説。病気や将来の毛深さとの関係性や、みんなの体験談も紹介。新生児が毛深い原因や理由を知って、子育ての参考にしましょう。

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Contents
目次
  1. 新生児が毛深い…!赤ちゃんの産毛が濃い理由は?
  2. 新生児の背中・おでこなどの産毛は処理するべき?
  3. 新生児の産毛はいつ自然に抜ける?
  4. 新生児の産毛と病気の関係性は?
  5. 新生児の産毛と将来の毛深さは関係ある?
  6. 新生児の体毛に関する体験談
  7. 新生児の体毛の濃さは気にしすぎないで!

赤ちゃんの産毛は、細くてフワフワとしているのが一般的です。しかし産毛そのものが太くて濃い場合、ホルモンバランスの崩れによる病気の可能性があります。ホルモンバランスの崩れによって産毛が太く濃くなったと考えられるのです。

体毛などの産毛の太さや濃さは、色々なホルモンが影響していますが、その中でも特に影響を与えるのが男性ホルモンと女性ホルモンです。一般的に男性ホルモンが増加すると毛が太くなり、女性ホルモンが減少すると毛が薄くなると言われています。

何らかの理由で男性ホルモンと女性ホルモンのバランスの崩れて、それが原因で赤ちゃんの産毛や体毛が太く濃くなったと考えられます。

ステロイド剤の使用

赤ちゃんがステロイド剤の薬を使用すると、産毛が太く濃くなる可能性があります。赤ちゃんがステロイド剤を使用する主な要因は、アトピー性皮膚炎などの病気です。赤ちゃんが皮膚炎になると、医師からステロイド剤を処方されることがあります。ステロイド剤を使用すると、副作用で産毛が太く濃くなる場合があるのです(※2)。

ステロイド剤にはいくつかの種類があり、種類によって作用の強弱も違います。一般的に赤ちゃんが使用するステロイド剤は作用の弱いものがほとんどなので、副作用は出にくいようです。しかし長期にわたってステロイド剤を使用しなければいけない場合、薬の副作用が出て赤ちゃんの産毛が太く濃くなる可能性があります。

また市販のステロイド剤を赤ちゃんに使用した場合も、同じように薬の副作用によって産毛や体毛が濃くなることがあります。一般的にステロイド剤の使用を止めると、副作用は落ち着くと言われているようです。赤ちゃんが長期的にステロイド剤を使用する場合、ステロイド剤の種類や副作用のことなどを医師に相談してみると安心できますね。

(赤ちゃんの皮膚炎については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんのカンジダ皮膚炎の症状・原因は?薬など治療法は?自宅ケアの仕方も!

多毛症

女の子で毛が太くて濃い場合、多毛症という病気が考えられます。多毛症とは卵巣や副腎などの病気により体内で男性ホルモンが過剰に分泌し、それが原因で引き起こす病気のことです。多毛症になると、ヒゲや胸毛といった通常なら女の子が生えないような部分に濃い体毛が生えます。(※3)

赤ちゃんの時期に多毛症になることは、ほとんどありません。ですから産毛が濃いからといきなり多毛症だと決めつけず、しばらくは様子をみるようにしましょう。女の子がある程度の年齢に達してやはり産毛の濃さが気になる場合は、小児科や皮膚科などで相談するといいですね。

ママの生活習慣

こちらは病気との関係性はありませんが、新生児の産毛の濃さは、赤ちゃんがお腹の中にいる時のママの生活習慣が関係しているといわれています。ママの生活習慣やホルモンバランスの影響を受けて、新生児の産毛が濃くなると考えられているのです。産毛や体毛には体内の毒素を排出する役割があり、そのことが産毛に関係していると言われています。

羊水が不安定な状態の場合、その影響を受けて赤ちゃんの産毛や体毛が濃くなるようです。妊娠中は早寝早起きの規則的な生活リズムや栄養バランスの整った食生活など、正しい生活習慣心がけるようにしましょう。またホルモンバランスを整える意味で、癒し系の音楽を聴いたりハーブティーを飲むなどして、心身ともにリラックスできる環境を作るといいですね。

(胎教にいい音楽については以下の記事も参考にしてみてください)

胎教にいい音楽とは?いつから聞かせる?おすすめ10選【動画あり】

遺伝の影響

新生児が毛深い原因に、遺伝の影響があります。こちらも病気との関係性はありませんが、遺伝の影響で毛深い場合は、赤ちゃんの成長とともに産毛や体毛は徐々に薄くなりやがて落ち着くので心配いりません。

新生児の産毛と将来の毛深さは関係ある?

新生児の産毛と将来の毛深さは、関係あるのでしょうか?毛深いわが子を見て、将来を心配するママは少なくありません。赤ちゃんの産毛は成長とともに変化して、自然に抜け落ちます。また毛穴の数は大人になっても増えないので、成長により皮膚面積が広がることで毛穴の密度が低くなります。

赤ちゃんの頃は毛深くても成長するにつれて産毛や体毛は変化するので、ずっと毛深いままとは限らないのです。将来的な毛深さについては、本人の生活習慣やホルモンバランスなどが影響します。特に思春期の生活習慣や栄養バランスは、将来の毛深さに影響を与えるので健康的な生活を意識するようにしましょう。

睡眠時間の確保やバランスの良い食生活を心がけることで、ホルモンバランスが整います。スマホの普及によって子供の生活習慣が乱れる傾向にあるので、そのあたりも注意しましょう。規則正しい生活習慣を心がけて、ホルモンのバランスを整えることが大切です。

新生児の体毛に関する体験談

新生児の体毛に関する先輩ママの体験談を紹介します。

専業主婦

28歳

初めての出産だったので感動の対面と思いきや、あまりの毛深い姿にただただ驚きました(笑)女の子だったので、年頃になって自分が毛深いことに悩むのじゃないかと、かなり心配でしたね。特に背中が凄かったです、背中全体にびっしりと体毛が生えていました。

生後4ヶ月頃になった頃から肌が落ち着いて、体毛が目立たなくなりました。現在2歳になりましたが、毛深さはなくなって他の子と同じようにツルンツルンです。

女の子の場合、年頃になって毛深いことに本人が悩むのじゃないかと、そちらの方も心配ですよね。

派遣社員

30歳

うちの子は男の子なんですが、眉毛とおでこの産毛がくっついたような状態でした。かかりつけの先生におでこの毛について質問すると「おでこの毛は最初だけなんで、心配しなくても大丈夫ですよ。そのうち抜けますから。」と言われたので、とりあえず一安心した記憶があります。

先生の言ったとおり、2ヶ月頃から眉毛がはっきりとしてきて、おでこの産毛が薄くなってきました。生まれてきた赤ちゃんがお猿さんのような顔だと驚くかもしれませんが、あまり気にしなくて大丈夫ですよ。お猿さんの頃の姿は、記念として撮影しました(笑)