初節句のお祝いはいつする?時期をずらしてもOK?男女の違いは?人形を用意するのは誰?

初節句のお祝いはいつするの?男の子・女の子で何が違う?といった疑問をはじめ、初節句を先延ばしにしてもいい赤ちゃんの誕生日や、先延ばしにする際の最適な時期について紹介します。さらに、初節句の人形はいつまでに誰が買うべきなのか、お祝い金の相場や渡す時期についても紹介します。

Contents
目次
  1. 初節句のお祝い時期はいつ?男の子・女の子で違う?
  2. 初節句を先延ばししてもいい赤ちゃんの誕生日は?
  3. 初節句を先延ばしするなら、いつの時期にずらすべき?
  4. 初節句の人形はいつまでに誰が買うべき?
  5. 初節句のお祝い金の相場は?渡す時期は?
  6. 初節句の時期を延ばす際は事前に相談しよう!

初節句のお祝い時期はいつ?男の子・女の子で違う?

初節句とは、赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句のことをいいます。お祝いも、初節句を迎える当日やその近辺で行う家庭が多いでしょう。しかし、赤ちゃんが生まれたばかりで初節句を迎える場合などは、お祝いができないこともありますよね。そのような場合は、お祝いを先延ばしにするのが一般的です。

また、男の子と女の子とでは初節句の日は異なります。まずは、初節句のお祝いの時期について男の子と女の子に分けて紹介していきます。

男の子

男の子のすこやかな成長を願う端午の節句は、こどもの日と呼ばれている5月5日です。男の子が生まれて初めて迎える5月5日が初節句となります。初節句のお祝いでは、兜や鯉のぼりなどの五月人形を飾り、両家の親族を招いてお祝いをします。端午の節句の日は祝日のため、当日にお祝いを行う家庭が多いでしょう。

(五月人形については以下の記事も参考にしてみてください)

五月人形はいつからいつまで?飾る時期や年齢、片付けのコツや処分についても!

女の子

女の子の初節句は、生まれて初めて迎える3月3日の桃の節句です。ひな祭りとも呼ばれる3月3日に、女の子のすこやかな成長を願い、両家の祖父母や親戚を招待してお祝いをします。雛人形を飾り、縁起物とされる料理を家族でいただきます。

(女の子の初節句については以下の記事も参考にしてみてください)

【女の子の初節句】お祝いの仕方や注意点!お返しのマナーは?体験談多数

初節句を先延ばししてもいい赤ちゃんの誕生日は?

初節句は赤ちゃんが生まれてから初めて迎える節句にお祝いをしますが、誕生日の時期によっては初節句をお祝いできない場合もあるでしょう。赤ちゃんが生まれてすぐの時期に初節句を迎える場合、昔からお祝いは先延ばしにするのが一般的です。

最近でも、生まれてすぐに初節句を迎える場合は、母子の健康や体調を考慮してお祝いを先延ばしにすることが望ましいと考えられています。それでは、赤ちゃんの誕生日がいつぐらいまでの場合に初節句のお祝いを先延ばしにするのでしょうか。ここでは、先延ばししてもいいとされている赤ちゃんの誕生日について解説していきます。

お宮参り前

赤ちゃんが誕生してから初めて迎える初節句がお宮参りより前の場合、お祝いは先延ばしにするのが一般的です。お宮参りをしてはじめて赤ちゃんが世間の一員になるという考え方からや、お宮参りと初節句がかぶらないようにするために、先延ばしにするのです。男の子は4月初旬頃から5月5日生まれまで、女の子は1月後半頃から3月3日生まれまでの誕生日の場合です。

もちろん、先延ばしせずにお宮参り当日やその前に初節句のお祝いをすることに問題はありません。家庭によって状況はさまざまですから、先延ばしするかは家族で相談してみましょう。

お食い初め前

赤ちゃんが生まれて100日目の行事であるお食い初めの前に初節句を迎える場合も、お祝いを先延ばしにすることができます。お食い初めより前に初節句を迎えると、赤ちゃんに初節句のお祝いで縁起物を食べさせることができませんよね。そのため、お祝いを翌年に先延ばしにすることが多いのです。

誕生日はお宮参り前と同様に、男の子は4月初旬頃から5月5日生まれまで、女の子は1月後半頃から3月3日生まれまでの誕生日の場合に当てはまります。

早生まれ

早生まれの赤ちゃんも、初節句のお祝いを先延ばしにする場合があります。1月から3月に生まれた赤ちゃんは早生まれになりますよね。この間に、節句の1つである正月があります。

赤ちゃんが初めて迎える正月を初正月といい、そのお祝いに男の子は「破魔弓」を、女の子は「羽子板」を飾ります。この飾りを初節句の雛人形や五月人形と一緒に飾るという風習がある地域もあり、このような地域では正月飾りのない雛人形や五月人形はよく思われません。この場合、早生まれでまだ正月飾りがないという理由で、初節句を先延ばしにすることもあります。

しかし、このような風習を気にしない家庭は、早生まれの赤ちゃんの場合でも生まれて1ヶ月経過していれば初節句をそのままお祝いするケースが多いです。

初節句を先延ばしするなら、いつの時期にずらすべき?