4歳児の発達段階の目安!言葉・身体・心の成長の特徴は?できることを体験談を交えて紹介
4歳児はどの程度、体や心が発達しているのが一般的なのか気になりますよね。この記事では4歳児の言葉・身体・心の発達や成長、生活ででできることなどを紹介します。また、発達が遅れている場合の対処法や、4歳児への接し方の注意点も紹介します!
4歳児は、生活の中でできることもかなり増えていきます。ただし、子供の成長は個人差が大きいため、周りの子ができることができない場合もあるかもしれません。4歳児ができることの目安を参考に、今後習得したいことの目標を立てるのもおすすめです。なお、以下が4歳児が生活の中でできることの目安です。
・トイレのタイミングが自分でわかる
・自分でトイレで排泄・始末ができる
・自分で歯磨きやうがいができる
・片付けができる
・服を自分で着ることができる
・服などをたためる
・靴下や靴を自分で履ける
・箸を使えるようになる
・鼻が出たら自分でかんでティッシュを捨てられる
ただし、上記はあくまでも目安です。トイレや片付けなどは大人のサポートが必要な場合もあるでしょう。できることもあれば、できないこともあるのが普通です。できないことは、大人がサポートをしながら徐々にできるように練習をしていくと良いでしょう。
4歳児の発達が遅れてるときの対処法は?
契約社員
30代
うち息子は4歳から幼稚園に入園しました。言葉の発達が遅くて、障害があるのかな?と心配していましたが、先生もサポートしてくれてどんどんお話ができるようになりました。家でもできる対処法を試したのが良かったのかもしれません。
デザイナー
40代
幼稚園の先生からみんなと同じことができないと聞いて、もしかして発達障害?なんて思っていました。でも、園長先生いわく障害ではなく、そういう子もよくいるとのことで一安心。大人だって得意不得意もあるし、そんなに心配することはないんですよね。
4歳児は一般的にはたくさん言葉も話すようになる時期ですが、場合によっては言語が遅れたり、他の子ができることができない場合もあるかもしれません。そのような場合、何か障害があるのではと心配にもなってしまうでしょう。しかし、障害ではなく個人差であるケースも多々あります。
障害と決めてしまう前に、まずは対処法を試してみるのもおすすめです。
言葉の遅れ
言葉の遅れと一言で言っても、言葉そのものを話さない場合や音声が不明瞭な場合など、状況はさまざまでしょう。言葉の遅れがある場合に有効なのは、大人の真似をさせることです。少しでも近い音を出せたり、声を発することができたら褒めることを心がけると良いでしょう。
また、絵本や紙芝居などを活用するのもおすすめです。イラストをさしながら大人がお手本を見せてあげたり、積極的に「これはなに?」などと問いかけをすることで、声を出すことを覚えていきます。言葉も一気に発達はしません。小さな段階を少しずつ踏んで学んでいくことが大切です。
身辺自立ができない
周りの子は服を自分で脱ぎ着できるのに、自分の子供はまったく自分1人でできそうにないとなると、焦ってしまいますよね。しかし、このような場合には、子供がコツをつかめていない可能性があります。大人からしてみれば当たり前の動作も、子供にとっては複雑です。
たとえば、服の脱ぎ着ができない場合には、どういう動きをしたら服の脱ぎ着ができるのか体で覚える必要があります。バンザイの動きや手を横に出す動き、しゃがむ動きなどをまずは練習してみるのも良いでしょう。また、ボタンをかけるのも、手先の器用さが求められます。
人形などを使用した服の着せ替え遊びを取り入れるなどして、楽しみながら学べる工夫をするのもおすすめです。身辺の自立も、小さな学習の積み重ねです。色々な動作の要素が組み合わさりすぎていると、理解できない場合もあるでしょう。できないことがある時は、小さな動作に分けて学べるようにサポートしてあげると良いでしょう。
集団行動が苦手
幼稚園や保育園では、みんなで同じことをする場面も多々あります。たとえば、みんなで動きを合わせてダンスをする場合もあるでしょう。しかし、中にはみんなと同じような動きができない子もいます。
このようなことがあると、障害を疑ってしまうパパやママもいるかもしれませんが、基本的には単なる得意不得意の場合もあるでしょう。大人でも振り付けをすぐ覚えられる人と、覚えられない人がいるのと同じです。
このような場合にも言語や身辺の自立と同様に、小さなステップに分けて教えてあげることが大事になります。手の動きだけで練習したり、足の動きだけで練習したりといった、小さな練習を積み重ねると良いでしょう。そして、小さな段階をクリアできた時にはしっかり褒めることも大事です。
4歳児への接し方の注意点
4歳児は、非常に早いスピードで身体も心も成長していきます。しかしその分、接し方に注意しないと物事の捉え方がゆがんでしまう場合もあるかもしれません。幼い頃の心のゆがみは、成長してからも性格や考えに影響を及ぼす可能性があります。
また、良いことや悪いことを大人がしっかりと教えてあげることも、4歳の時期には非常に大事です。ここでは、4歳児への接し方の注意点をいくつか紹介します。
言葉や行動に表して認める
会社員
30代
息子がトイレットペーパーの芯で作った双眼鏡を、大量に家に持って帰ってきました。こんなにどうするの!と怒ってしまいそうになる気持ちを抑えて、たくさん作ってすごいねー!と笑顔で声かけ。息子もがんばって作ったし、私に見せたかったんだもんね。
4歳児は色々なことをしたがります。時には自分からお手伝いをしたがることもあるでしょう。子供の自立を進めるためには、できる限りやりたいことはやらせてあげることが大事です。また、役立つことをしてくれた時には、ありがとうとしっかり伝えることも大事です。また、その際にはしっかり表情や行動にも表すと分かりやすいでしょう。
そうすることで、子供は人を喜ばすことのうれしさや、人の役に立つことの喜びを学ぶことができます。また、お手伝いなどでは失敗してしまうことも多々あるでしょう。その場合には、やみくもに叱ったり責めるのではなく、どうしたら失敗せずにできるかを一緒に考えてあげることが大切です。
子供の話を聞いてあげる
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