幼稚園の入園は何歳からがベスト?3年,2年保育の違いは?体験談も

お子さんが成長して幼稚園への入園を検討する時、何歳から入れたら良いか迷うママとパパはたくさんいます。2年保育と3年保育の違いや、タイミングを1年ずらすことでの影響も気になるところです。そこで、何歳から幼稚園に入れたらよいのかを体験談を交えて紹介します。

Contents
目次
  1. 幼稚園ってどんなところ?
  2. 入園は何歳からがベストなの?幼稚園入園のタイミング
  3. 幼稚園の3年保育と2年保育の違いは?
  4. 3年保育のメリットとデメリットは?
  5. 2年保育のメリットとデメリットは?
  6. 子供を幼稚園に通わせたママの体験談
  7. 何歳からの入園がベストか、しっかり見極めよう!

幼稚園ってどんなところ?

子供も2歳を過ぎると社会性がアップして、友達と楽しそうに遊ぶことが増えてきます。そんな子供の成長を目の当たりにしたママの多くが、何歳まで自分の手元に置くかや、幼稚園に入園させる時期などについて悩むのは自然なことです。働くママの中には保育園から幼稚園への転園を検討する人もいるので、その違いについて説明しておきますね。

幼稚園と保育園の違いとは?それぞれ入園は何歳から?

一番大きな違いは、幼稚園が文部科学省、保育園が厚生労働層の管轄下にあることです。そのため幼稚園は学校と同じ位置づけとなっており、幼児の心身の発達を助長しながらも音楽・図工・体育などの教科指導も行われ、入園は3歳からです。一方の保育園は児童福祉法に則って運営されており、子供を保育する福祉施設で入園は0歳児からとなっています(※1)。

また、幼稚園と保育園では子供を預かる時間数が違います。そのため、一般的には保育料は幼稚園の方が安めです。通わせる幼稚園や保育園が公立なのか私立なのかでも異なるので、家計の範囲で保育料が払えるかどうかを基準に入園先を検討することになります。

認定こども園と幼稚園は違うの?

認定こども園とは、幼稚園と保育所が隣接あるいは併設されている施設のことです。両方の機能を併せ持つ「幼保連携型」、元が幼稚園で必要な子供の保育時間を確保する「幼稚園型」、元が認可保育所でママが働いていない家庭でも利用できる「保育所型」、待機児童解消のために地域が新たに開園した「地方裁量型」があります(※2)。

幼稚園と認定こども園、保育園では特徴も保育料も異なるので、その違いをしっかり理解して、子供に合ったところを選んであげたいですね。

(保育園と私立・公立幼稚園の違いは以下の記事も参考にしてみてください)

保育園と私立・公立幼稚園の違い徹底比較!費用や学力、特徴・メリットなど

入園は何歳からがベストなの?幼稚園入園のタイミング

認定こども園は、内閣府の管轄下にあります。そこに、文部科学省と厚生労働省の職員も加わった「子ども・子育て本部」があり、幼児教育と保育がバランスよく行われるように配慮しながら運営を行っています。各園に運営の方針が任せているため、行事などへの保護者強力の度合いには違いがあります。入園対象は0~5歳児になり、入園認定の区分は以下の通りです。

●3歳以上の教育のみを希望
●3歳以上で教育と保育を希望
●2歳以下で保育を希望

それぞれ申し込み条件や保育料が異なるので、事前に入園を希望している認定こども園に確認してみてくださいね。

子供を幼稚園に入園させたいと考えている家庭では、子供が2歳を過ぎたあたりから3年保育にするか2年保育にするか、話し合いを始めることが多いようです。何歳までに入園させなければいけないというルールはありませんが、ベストなタイミングを見極めたいと思うのが親心ですよね。近年はプレスクールも人気なので、その内容から説明します。

幼稚園によってはプレスクールがあるところも!

近年は、幼稚園でプレスクールを行うところが増えています。プレスクールは「プレ保育」と呼ばれることもあり、2歳以下の未就園児が対象です。幼稚園がプレスクールを行う目的は以下の通りです。

●幼稚園のことを知ってもらう
●幼稚園の環境に慣れてもらう
●子育て支援の一環として行う

●保育園に通っていないので、幼稚園に入園させる前に集団生活を体験させたい
●プレスクールに通わせることで希望の幼稚園に優先的に入園させたい
●友達と遊ぶなど家庭ではできない体験をさせてあげたい

プレスクールに2歳以下の子供を通わせるママの目的はさまざまです。現在では、幼稚園入園までに約3割の家庭がプレスクールを利用しているとも言われています。プレスクールの選び方も、その幼稚園に入園させるのか否かで変わるので、通園可能なところをリストアップしてリサーチしてみることをおすすめします。