子育てにイライラ！イライラする人と全くイライラしない人の違い

イライラしてすぐ怒鳴ってしまう人に対して、イライラしない人の思考はどのようになっているのでしょうか？「気にしない、気にしない」と簡単に言われても、中々そういう訳にはいきません。恐らく簡単にこのセリフを言ってのける人は「気にしない」のではなく「気にならない」が正しい認識だと思われます。

では「気にならない」ようにする為に、どのような思考パターンを持って、イライラをどう発散しているのでしょうか？

イライラしない人は、育児に関する情報を鵜呑みにせず、まずは自分自身で考えることを大切にします。自分で考えると、育ての親がどのように自分を育ててくれたかを思い出し、それを自分の子供に再現します。インターネット上に溢れている情報は全てを鵜呑みにするのではなく、何から手をつけていいのか分からない場合のみの参考程度に活用します。

(育児に関する情報については以下の記事も参考にしてみてください）

自分はどこに引っかかっているのか？まずは原因を「知る」ことが大事です。イライラ無限地獄にハマる人は、この部分を曖昧にぼやかしてしまう傾向にある為、何も分からず盲目的に「怒鳴る」「叩く」を繰り返します。対してイライラしない人は、つまり自分はどこが原因でストレスを感じているか、を把握しているので同時にどう発散するのかも把握しています。

自分で溜め込む人は言い変えるならプライドが高い人と言えるでしょう。プライドが高い人は、自分の本音を見せることが「恥ずかしい」「甘えたくない」等、とにかく弱い部分を他人に見られることを嫌い限界に達するまで隠し通します。

一方で溜め込まない人は、プライドを守ることよりも溜め込むことを嫌うので、限界が来る前にどんどん外へ自分の弱さを出していきます。人間不思議なもので、弱さを見せられるとその人のことを気にかけて信用するようになり、結果的に人が集まってくるようになるのです。こうなると、ますます自分を助けてくれる仲間が増えていきますよね。

敵を知る為には、まず相手が何者なのか？その性質から知る必要があります。イライラすること、怒鳴ってしまうこと等は自分だけの問題で片付けがちですが、認識しない内に思わぬところへ飛び火している場合が多々あります。イライラの大元はいったい何なのか？その謎に迫る為に、イライラの特性とその影響力について整理していきましょう。

自分のイライラは相手のイライラの原因となり、相手のイライラは自分のイライラの原因となります。これが互いにやり取りされるとイライラは連鎖反応を起こし第三者にも影響するので、その周り全体がギスギスした雰囲気に包まれてしまいます。これを母親と子供にすると、育児でイライラ→そのストレスを子供に向けて「怒鳴る」「叩く」となるのです。

イライラを受け取った子供が泣くと、母親は叩いたり怒鳴ってしまう自分に対して嫌悪感を抱き、自分自身に精神的負荷をかけていきます。すると自分を正当化したいという思いで擁護してくれる存在を求めますが、それが旦那さんへの愚痴に変換されると夫婦喧嘩が勃発していくのです。このようにイライラは連鎖します。