子供が幼稚園に行きたくない原因は?年中・年長別の対処法!体験談あり

子供にとって幼稚園はとても楽しい場所であってほしいですよね。しかし、ある日我が子から幼稚園に行きたくないと言われたらママは不安になってしまいます。今回は、子供が幼稚園に行きたくないと言った時の原因や対処法を体験談を交えてご紹介します。

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Contents
目次
  1. 幼稚園はどんなところ?
  2. 子供が幼稚園に行きたくないと言ったら?
  3. 子供が幼稚園に行きたくない時期
  4. 子供が幼稚園に行きたくない原因
  5. 幼稚園に行きたくないと言った時の対処法(年中編)
  6. 幼稚園に行きたくないと言った時の対処法(年長編)
  7. 子供に幼稚園を休ませる目安
  8. まわりとくらべず子供のペースに合わせて
  9. 幼稚園に行きたくない!の理由を探って根気強く対応を

幼稚園に行きたくないと言った時の対処法(年長編)

年長組は幼稚園の中でも1番お兄さんお姉さんになり、日頃から見本となるように言われることでプレッシャーも感じています。また、自分の意見もはっきりと相手に伝えることができるようになる頃でお友達とのトラブルも増えていくでしょう。

次の年には小学校に上がることで、家でも読み書きなどの小学校の入学準備を強いてしまいがちですが、元気がない様子があればゆったりとした気持ちを持って接してあげてください。では、年中クラスの子どもから幼稚園に行きたくないというサインが見られた時の対処法について体験談を交えてご紹介してます。

行きたくない理由を話しやすい環境をつくる

子どもに幼稚園に行きたくない理由を聞いても、泣くだけで黙っていたり「言いたくない!」なんて言われてしまうこともあります。その場合は無理に聞き出そうとせず、子どもの好きな料理を作ってあげたり絵本を読んであげたり、スキンシップをとりながらリラックスできる雰囲気を作ってあげてください。

そして、休日はなるべく幼稚園の話をするのは避け、思い切り楽しんで休日を過ごせるようにしましょう。なかなか理由を話してくれないからといって、イライラして怒ってしまっては逆効果です。なるべく普段と変わらない態度や声のトーンで話し、子どもが話しやすい環境を作りましょう。

女性

20代

子どもが登園しぶりをしていた頃は毎日お迎えのに行くまで、どのように話を聞き出せばよいかわかりませんでした。お迎えの時に初めに「頑張ったね!できたじゃん」と言って普段と変わらない話し方で褒めていました。

子どももママから何か聞かれるかもと思っていたようで、強引に聞き出さなかったことがその後楽しく幼稚園に行けるようになったきっかけかなと思います。

子供にどうしたいかを聞いてみる

年長クラスは5〜6歳児で、自分の意思ももうはっきりと伝えることができる子がほとんどです。原因がわかったら「どうしたらいいか一緒に考えよう」と言って、まずは子ども自身がどうしたいか聞いてみましょう。そして、解決へ向けて手助けをしてあげてください。

ここで、「年長さんなのにそんなことでは1年生になれないよ」などと否定するのではなく、「ママはいつでも味方だから安心してね」と子どもが頼れる存在になってあげましょう。

子供のできることを褒めてあげる

年長クラスになると今までよりもできることが増えて一気に成長を感じます。しかし親としてはできて当然と思ったり、できないことばかりに目が行って叱ることの方が増え、褒める機会が減ってしまうママは多いのではないでしょうか。

褒めるところが見つからないというママは、「ただいまがちゃんと言えてえらいな」「ご飯残さず食べてえらいな、さすが年長さん」などと褒めるレベルを下げても大丈夫です。褒められることで自信がつき自己肯定感が高まると、苦手なことにも挑戦しようという気持ちにもつながります。

YOTSUBA専属ライター

30代

年長になって急に幼稚園が嫌になり対応に困りました。身の回りのことも自分で出来るようになったり習い事も始めたりしていたので、何でも1人でできると思い込んでいたのが間違いでした。

些細なことでも褒めてあげることでやる気につながったようで、また幼稚園に元気に行けるようになりました。

子供に幼稚園を休ませる目安

毎朝幼稚園に行きたくないと泣く状態が続くと、対応に困りママの方も疲れてしまいますね。行きたくないからといって、すぐに休ませると休み癖がついてしまわないか、など幼稚園を休ませることに抵抗があるママも多いでしょう。

しかし、次のような時には思い切って幼稚園を休ませてみましょう。一度休んで子どもに気分転換をさせたほうが、短期間で行けるようになることもあります。

●頭痛や腹痛を伴うなど体調に変化が出てきた時
●休むのは1日だけと約束できた時

体調にまで影響が出てくる場合は病院へ行くなどして慎重な対応が必要です。また、休んだ後に登園した日は、お迎えの際にいっぱい褒めてあげてください。子どもは明日も幼稚園に行って褒めてもらおうと前向きな気持ちになれるはずです。

まわりとくらべず子供のペースに合わせて