子供が幼稚園に行きたくない原因は？年中・年長別の対処法！体験談あり

今まで元気に通ってくれていたのに子どもに急に行きたくないと言われると、この子はこの先集団生活をうまくやっていけるのかと悩んだり、楽しそうに幼稚園に通う周りの子とついくらべてしまい、なぜうちの子だけ、とショックを受けてしまうかもしれません。

しかし、子どもは子どもなりに行きたくない理由がはっきりとあり、親や周りの大人が手助けをしてあげなければなりません。時間はかかるかもしれませんが、ゆっくりと子どものペースに合わせて問題と向き合ってみましょう。

子どもは感情を敏感に感じとり、ママがイライラしていると萎縮してしまったり、悲しい顔や不安な顔をしていると心配をかけないようにわざと明るく振舞ったりできる子までいます。普段通りに接し、ママ自身があまり考えすぎないようにしましょう。

自立に向かってできることが増えているとは言え幼稚園児はまだまだ子どもです。特に下に弟や妹がいるとお兄ちゃんお姉ちゃん扱いをしてしまい、甘えさせてあげる機会が少ないかもしれません。寝る前の少しの時間でもいいので、2人きりで１日の出来事を話す機会をつくってみるのもよいでしょう。

お友達とのトラブルで行きたくないといっている場合は同じような題材で描かれた絵本を読んであげて一緒に解決を図るのもおすすめです。

子どもが悲しそうな顔をしていると、親の立場になるととてもつらい気持ちになってしまいます。一人で抱え込まず、幼稚園の先生やママ友など周りの人達に相談をしてみましょう。幼稚園の先生は同じようなケースを見てきているでしょうし、同じ悩みを経験しているママ友もいるかもしれません。ママが笑顔でいられなければ子どもも不安になってしまいますからね。

（幼稚園のママ友については以下の記事も参考にしてみてください）

いかがでしたか。幼稚園に行きたくないと泣くことがあっても特別なことではありません。行きたくないと思った原因が必ずあり、根気よく対応をしていけば解決に向かいます。親としては心配になるのは当然ですが、これから先の人生で同じように「行きたくないな…」と思うことは誰でも必ず出てくるでしょう。

その時に、幼稚園の時に親にこんなふうに声をかけてもらったな、と思い出し前に進んでいける大人に成長してもらえたら嬉しいですよね。焦らず子どもとの時間を大切にして幼稚園生活をより楽しい思い出にしてあげられるよう頑張りましょう。