高温期10日目でフライング!陰性でも妊娠の可能性はある?体験談も!

【医師監修】高温期10日目のフライング検査で陰性だったり、妊娠症状を感じていないと「妊娠していないのかな」と不安になりますよね。今回は高温期10日目にはどんな症状が現れるのか、また、フライング検査で陰性の場合でも妊娠の可能性はあるのかについて紹介します。

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専門家監修
リエ先生
産婦人科専門医.。国立大学医学科卒業後、初期研修、後期研修を経て、現在大学病院で勤務しています。患者様の不安を少しでも取り除き、正しい知識を啓蒙できればとと思います。
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Contents
目次
  1. 高温期10日目の体の状態とは?
  2. 高温期のカウントは正確ですか?
  3. 高温期10日目で感じられる症状は?
  4. 高温期10日目でフライング検査で陰性
  5. 高温期10日目のフライング検査陰性時の体験談
  6. フライング結果や症状の有無は気にしない

高温期10日目の体の状態とは?

着床時期の目安は、排卵から7日~10日程とされています。そのため高温期10日目頃は、卵管を通り抜けてきた受精卵が子宮内に移動して、子宮内膜へ着床が始まっている頃です。しかし、思った以上に着床まで時間がかかる場合などもあり、あくまでも目安の時期となります。目安に気を取られて周りの人と比べ過ぎないようにしましょう。

今回この記事では、高温期10日目のフライング検査で陰性だった場合の妊娠の可能性や、症状の有無と妊娠の関係性、フライング検査陰性の場合にその後どうなったかを体験談を含めて紹介します。

リエ先生

産婦人科医

高温期10日目は妊娠3週にあたります。この時期は妊娠すると上昇するhCGの量もまだ少なく、妊娠検査薬が反応しなくとも不思議ではありません。

(高温期については以下の記事も参考にしてみてください)

高温期とは?体温は何度くらい?基礎体温の測り方と妊娠しやすいタイミング!

高温期のカウントは正確ですか?

まず最初に自身の高温期カウントは正確でしょうか?「排卵日の予測ミスで高温期のカウントがズレていた」という人が意外にも多いのです。高温期のカウントが正確でないと、フライング検査の時期があまりにも早すぎて陰性だったり、症状が全く感じられず落ち込んでしまう人もいます。

排卵日の予測をするために身近なものだと「排卵検査薬」です。排卵検査薬は薬剤師がいる店舗で購入できます。最近はCMなどで排卵検査薬を紹介する企業も多く、排卵検査薬の認知度は高まっています。もし、排卵日の予測に自信がないという人は、ぜひ一度排卵検査薬を使ってみてはいかがでしょうか?

(排卵検査薬については以下の記事も参考にしてみてください)

排卵検査薬の使い方!正しいタイミングで妊娠しやすい時期を見極めよう!

高温期10日目で感じられる症状は?

もし着床していれば、この時期に感じられる症状を「妊娠超初期症状」と呼びます。高温期10日目ではどんな症状が感じられるのか気になりますよね。また、症状が全くない場合の妊娠の可能性も知りたいですよね。ここからは高温期10日目の症状について詳しく紹介します。

高温期10日目の妊娠超初期症状とはどんな症状?

先輩ママ

20代後半

妊娠と関係があるのかわかりませんが…普段わりと便秘気味で、めったにお腹を壊すこともないのになぜか高温期10日目の夜に下痢になりました。

高温期10日目で感じられる妊娠超初期症状で代表的なものは、腹痛、頭痛、胸の張り、頻尿、足の付け根の痛み、火照り、眠気などがあります。しかし、この時期に現れる症状は十人十色です。複数の症状がある人もいれば、全く感じられない人もいます。

リエ先生

産婦人科医

高温期10日目は、妊娠していても自覚症状はないことが普通です。超音波検査でも妊娠の兆候は認めない時期なので、妊娠しているかどうかは分かりません。

生理前症状と妊娠超初期症状はどう違う?

妊娠超初期症状は生理前症状と似ており、その区別はなかなかしづらいものです。妊娠した人で、生理前症状と明らかに違う症状を感じたという体験談を紹介します。生理前症状との判別するために参考にしてみてくださいね。