生理前や生理中はおならが増える?いつもよりくさい?原因と対処法!
【医師監修】生理前や生理中になると、いつもよりおならが出てしまい、しかもくさいと感じていませんか。私だけなのと悩んでいる女性も少なくないでしょう。生理前と生理中はおならが増える?いつもよりくさい?その原因と対処法について、ドクターの指摘を交えて説明します。
生理中とおならの関係性【ガスが溜まる】
生理中とおならの関係性では、ガスが溜(た)まります。生理になると妊娠をしてないと認識されるため、プロゲステロンが減少します。それと同時に腸内水分や蠕動運動が元に戻り便秘は解消されます。この時に、今まで溜まっていたガスが一気に放出されるので、生理中になるとまたおならが出てしまうのです。
増田陽子
内科医
必ず誰でも便秘になるわけではなく、逆に下痢気味になる人もいます。どちらにしても生理前後はお腹が不安定になるので辛いですね。
(妊娠初期の兆候については以下の記事も参考にして下さい)
生理前と生理中におならがくさい原因は!?
生理前は便秘になると説明しました。この便秘の状態ににおいの原因があります。生理前に便秘になると腸内環境が崩れ悪玉菌が増殖します。このため、腸に溜まった便の有害ガスが発生してしまい、生理前におならがくさくなるのです。
そして、生理中は腸の動きが元に戻るので溜まっていた有害ガスが放出されます。そのせいで生理中のおならがくさくなってしまうのです。(※2)
善玉菌が不足!?
くさいおならの原因ともなる悪玉菌が増えるということは、善玉菌が不足しているということになります。善玉菌が増えると悪玉菌が減るというように、善玉菌と悪玉菌はつねに攻防を繰り広げる関係です。
善玉菌を多く含むヨーグルトなどの乳酸菌や、納豆、キムチ、味噌などの発酵食品を取ることによって善玉菌を増やすし腸内環境を整えることができます。特に生理が近づいて来たらこれらの食品を積極的に食べるようにしましょう。
生理前と生理中のおなら対処法は!?
生理前、生理中のおならのトラブルは女性ホルモンを整えることによって改善されます。生理前、生理中だけでなく日頃から睡眠、食事、ストレスをため込まないことに気を付ける生活を送ることで、女性ホルモンは整います。
中でも重要なのは睡眠です。睡眠がとれていないと、いくら健康に気を使っていてもホルモンバランスは崩れてしまいます。質の良い深い睡眠をとるように心掛けましょう。
上記を基本として、生理前と生理中のおなら対策には日頃の食事にも気を使いましょう。後は、ストレスを貯めない生活を送ることです。そうすることで生理前と生理中のおならのトラブルを解消することができます。
日頃の食事に気を付けよう
日頃の食事に気を付けましょう。おなら予防には消化に良いものを食べることと、和食中心の食事にし野菜をたくさん取ることが大切です。その他、便秘予防となる乳酸菌、食物繊維、消臭効果のあるカテキンやトレハロースを含むお茶、きのこ類を積極的に取ると良いでしょう。
反対ににおいが強くなるニンニクやニラ、動物性たんぱく質は生理前や生理中は控えた方が良いでしょう。また食事の際は消化しやすいようにゆっくりと食べることも心掛け、おならトラブルを予防しましょう。
増田陽子
内科医
この時期は、お肉よりも緑黄色野菜を多く取るようにするとおならの臭さを軽減できます。
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