赤ちゃんが寄り目になる・白目をむく原因は？斜視の種類では注意が必要！

赤ちゃんはなぜ頻繁に白目をむいてしまうのでしょう。赤ちゃんの白目の原因にはどんな理由があるのでしょうか。

赤ちゃんは筋肉が未発達の状態で生まれてくるため、まぶたを支えきれないときがあります。また皮膚も薄く短いため、眼球をすべて覆うことができません。そのため、まぶたを閉じた状態がキープできずに白目をむいてしまうことがあります。

新生児の視力は0.1程度と弱く、目の前がうっすら見える程度です。また両目の焦点を合わせる機能もまだ未発達。そのため白目になってしまいます。特に授乳中や眠くなった時などは余計に焦点が合わなくなってくるので、白目になりやすいです。いつまで続くかは成長の仕方にもよりますが、視力がはっきりしてくる生後半年以内に治まることも多いでしょう。

白目をむくことは遺伝する場合もあるようです。心配する必要はなく、個性として見守ってあげましょう。しかし赤ちゃんはまだ涙を作る機能も未発達。充血など気になる症状が出た場合は小児科や眼科で相談してください。

赤ちゃんが白目になって眠っていると「閉じてあげたほうがいいのかな」とオロオロしてしまうお母さんもいるかもしれません。しかし発達段階なので、閉じたところでまた白目になってしまいます。気持ち良さそうに寝ていて本人が気にしていないようなら、特に何もする必要はありません。

生後3ヶ月ごろにはなくなってくることが多いので、今のうちにこっそり記念撮影をしておいてもいいかもしれませんよ。

赤ちゃんはけいれんを起こすこともあります。けいれんを起こした時は冷静な対応が必要となるので下記の内容を覚えておきましょう。

●苦しくならないよう服を緩め、嘔吐物が詰まらないよう横向きの体制にする
●けいれん中の時間を測る
●けいれん中の症状をチェックする
●けいれんが収まり落ち着いたところで体温を計測する
●けいれんが落ち着いたら全身をチェックする
●反り返りをしているときは無理に体を押さえつけない
●硬直している体を無理に動かさない
●5分以上のけいれんが続く場合は救急車を呼ぶ

（新生児のけいれんについては以下の記事も参考にしてみてください）