新生児のダウン症はいつわかる?特徴は?顔で判断できるの?
【医師監修】新生児の中には、ダウン症の赤ちゃんのように、遺伝子レベルで違った体質を持って生まれてくる子供もいますね。先天的疾患であるダウン症はどの新生児にもなる可能性があります。ここでは、新生児のダウン症がわかる時期や、その特徴、そしてお世話の方法まで詳しく説明します。
(エコー写真でわかるダウン症の特徴についてはこちらの記事も参考にしてみてください)
ダウン症の確定診断はどうする?
胎児がダウン症かどうか診断の確定を希望する妊婦さんには、羊水検査という方法があります。羊水検査では赤ちゃんに傷がつかないよう細心の注意を払いながら、妊婦さんの子宮に針をさし羊水を入手。こうして手に入れた羊水からお医者さんが診断を行い、ダウン症かどうか知らされる流れです。
ダウン症の新生児にみられる特徴
ダウン症の新生児には、染色体の異常に起因するいくつかの特徴が見受けられます。身体的には主に顔、手、耳に現れることが多いです。また体の筋力が少ないせいで、体全体が柔らかいことも挙げられるでしょう。ここでは他にもどのような特徴が見られるのか、詳しくご説明していきます。
顔の特徴
@piyochi103 ダウン症は同じ顔と思われがちですが、当たり前に親の遺伝子引き継いで顔は似ますよ~パパも醤油系?
— HOUOUDOUKO (@hououdouko) April 16, 2010
ダウン症の子供は、共通した顔の特徴を持って生まれてくることがあります。しかし両親に全く似ていないわけではありません。両親から引き継いだそれぞれの個性にプラスして、ダウン症の特徴も存在すると言ってよいでしょう。このことを踏まえた上でダウン症の新生児に見られることのある顔の特徴を紹介します。
●鼻が低く、平べったい
●舌が顔に比べて大きいので、口が開きがちである
●目の根元にヒダが見られる(内眼角贅皮)
●後頭部が平べったい、いわゆる絶壁頭である
●目尻がつり上がっている・目が小さい
以上にあげたような特徴があります。しかしこれらはあくまでも目安であり、ダウン症の子供にすべて当てはまるわけではありません。
先輩ママ
30代
初めて顔を見たときは「顔が丸いな」「家族の誰かにそっくりということがないな」という印象を持ったくらいでした。退院前日の健診で初めて「ダウン症の疑いがある」と先生に言われ、その後の血液検査でダウン症であることが確定しました。
ダウン症は外見の特徴だけでは確定できません。大きな病院でしっかり調べてもらってからダウン症であることが確定します。
手の特徴
ダウン症の新生児の手には猿線もしくはますかけ線とも呼ばれる、特徴的な線が現れることがあります。最近では猿線という言葉を使わず、手掌単一屈曲線という言葉が使われているでしょう。手相におけるいわゆる感情線と頭脳線が一つの直線になっているのが、ますかけ線です。
ますかけ線はダウン症でない人にも見られることが多々あり、ダウン症に特有というわけではありません。とはいえこの線は手相において珍しく、線の持ち主は運がとても強いといわれていまです。
先輩ママ
20代後半
赤ちゃんの1ヶ月健診で赤ちゃんの手にますかけ線があることをチェックされました。ますかけ線のことがわからなくてお医者さんに聞いてみたら「ダウン症の子によくある特徴です」と。
「ダウン症じゃない子にもあるから気にしないで」と言われたけれど、その後どうしても気になってしまいました。
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