赤ちゃんがハイハイを始めるのはいつ?練習はさせるべき?安全対策も!
【医師監修】赤ちゃんが生まれると「ハイハイ」する可愛らしい姿を早く見たいと思いますよね。赤ちゃんはいつ頃から「ハイハイ」するのでしょうか?「ハイハイ」の練習は必要なのでしょうか?「ハイハイ」を始めた赤ちゃんが安全に部屋を動けるような対策についても解説します。
ハイハイの時期がなく、ずりばいから突然つかまり立ちをする赤ちゃんもいます。最近は増加の傾向にあるとも言われています。これもまた個人差があるので気にし過ぎなくて大丈夫です。
しかし注意してほしいのは、まだお座りもできない時期に、無理に立ち上がる練習をさせないことです。股関節脱臼を起こすこともあります。赤ちゃんのペースに合わせてあげてくださいね。
マキ先生
小児科医
一般的にはハイハイをたくさんすることによって、立って歩くための筋力をつけていくと言われますが、ハイハイをしなかったからといって、無理やりさせる必要もありません。
ハイハイに関する心配事【ずりばいの時期が長い】
ずりばいが上手で、ハイハイするのよりも早く移動できるのでずりばいを続けているのかもしれません。足の裏に手の平をあててキックさせたり、大人が姿勢の見本を示してあげるなど、練習させてあげてください。
また、ひじを伸ばす姿勢に気づいていない赤ちゃんもいます。うつ伏せの状態で腰を浮かせてやり、手の平を床につけてひじの外側から大人が両手でサポートしてあげてください。繰り返し行うと体の使い方に気づくれるかもしれません。
ハイハイに関する心配事【後ろ向きに進む】
寝返りができるようになると、腹ばいの姿勢で頭をあげるようになってくるため、上半身の筋肉が先に発達します。ずりばいを始めたときに腕や手の力で押すので後ろに進みますが、心配することはありません。下半身の筋力がついてくると同時に前にも進めるようになります。
マキ先生
小児科医
逆に一旦前に進み出すと、後ろ向きに進んでしまうようには戻りません。発達段階のその時期その時期を貴重な時期として、楽しめる余裕も必要ですね。
焦らず赤ちゃんを見守ろう
繰り返しになりますが、いつハイハイを始めるかなどの発達の順番には個人差が大きいものです。どうしても心配な場合は「保健センター」「子育て支援センター」「かかりつけの小児科」「乳児検診」などで専門家に相談してみると安心できますね。周りのお子さんや兄弟と比べることをせずに温かく成長を見守りましょう。
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