シングルマザーが語る子供の認知をするべき7つの理由!拒否された時の対処法!

結婚、出産について女性の選択肢は1つではない時代になりました。シングルマザーになることを決意した時知るべき問題が子供の認知についてです。子供のためにも認知が必要な理由とともに、万が一子供の認知を拒否された時の対処法についてなど体験談も多数紹介します。

Contents
目次
  1. 子供を認知するってどういうこと?
  2. 子供の認知をするべき7つの理由
  3. 子供の認知届はいつ出す?期限はあるの?
  4. 子供の父親が認知を拒否する理由は?
  5. 子供の父親に拒否された時の対処法
  6. 子供の認知で最低限の環境作りを

子供を認知するってどういうこと?

芸能ニュースで隠し子騒動が起こると、必ず子供の認知について取り上げられます。また、未婚で妊娠しシングルマザーで出産しようと決意した時、口コミや周囲からは「赤ちゃんの父親に認知させるべき」とアドバイスを受けることが多いでしょう。父親が子供を認知するとはどういうことなのでしょうか。

子供の認知とは?

赤ちゃんを出産すると生後14日以内に必ず出生届を出し、戸籍に登録されます。戸籍により子供の生年月日や両親との血縁関係が証明されるのです。しかし、妊娠後結婚せずにシングルマザーとして出産した赤ちゃんの多くは母親の籍に入ります。父親に子供の認知を得なければ、そのまま戸籍の父親の欄が空欄になってしまうのです。

子供の認知は親子関係を証明するもので、認知届を提出することで戸籍にも父親の名前が記されます。子供の認知届が受理され戸籍で親子関係が証明されると、シングルマザーの家庭でも父親には育児に必要な様々な義務が発生するようになるのです。

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子供が認知されても嫡出子にはならない

非嫡出子(ひちゃくしゅつし)と耳にしたことがあるでしょう。婚外子と呼ばれることもありますが、両親が結婚していない状態の出産で誕生した子供のことです。父親と母親の婚姻関係により嫡出子か非嫡出子かが決まるため、シングルマザーの子供が認知されても嫡出子になるわけではありません。

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子供を認知する4つの方法

非嫡出子として誕生した子供を父親が認知するには大きく分けて2つの方法があります。父親の意志で認めた任意認知と、拒否した場合に家庭裁判所に調停を申し入れて認知を得る裁判認知(強制認知)です。認知届には認知の種別にチェックする箇所もあります。

3つ目の認知は、ママが妊娠中でもできる胎児認知です。胎児認知は赤ちゃんが生まれたときの出生届に父親の名前が書けるというメリットがあります。さらに特殊な例として、遺言により父親の死後に効力をもつ遺言認知もあることを覚えておきましょう。

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父親が認知を拒んでも、DNA鑑定という科学的証拠があるのなら、強制的に認知できる。
もし男性が、DNA鑑定を拒否しても、相手が裁判で不利になるし、原告本人尋問で調べるのでどちらにしろ強制認知となる可能性が高い。

子供の認知をするべき7つの理由

未婚で妊娠し、シングルマザーでの出産を決意するまでにたくさんの悩みや解決すべき問題があります。そこにさらに父親の認知を得ることや認知届の手続きについて考えると、ますます頭が痛くなりそうです。しかし、子供の認知はシングルマザーにとって最優先ともいえる問題です。子供のために、そしてママのためにも認知するべき7つの理由を紹介します。

1. 戸籍の父親の欄が空欄にならない

認知により戸籍の父親の欄が空欄になることを防げます。戸籍は日常生活ではあまり目にする機会がないですが、パスポートなど身分を証明する書類や資格取得、就職など人生の大切な場面の手続きで必要になるケースがあるものです。空欄がある戸籍で子供が戸惑うことがないよう、認知により両親の氏名がはっきり書かれた戸籍にしておくに越したことはありません。