【医師監修】排卵痛があると妊娠する確率が高いというのはウソ!正しいタイミングは?
妊娠しやすいタイミングの目安として排卵痛があるときが妊娠しやすいと言われています。妊娠をしたい人は聞いたことがあるかも知れませんが、果たしてこれは本当なのでしょうか。排卵痛があればどんば場合でもいいのでしょうか。本当に妊娠しやすいタイミングをご説明します。
排卵日は妊娠しやすい?
排卵日に妊娠しやすいという話を聞いたことがあり、なんとなくその時期に合わせて性交をすれば妊娠できると思われている人もいるでしょう。確かに排卵された卵子がすぐに精子と出会えば妊娠しやすいと言われています。卵子の寿命は排卵されてから24時間で、卵子の受精可能なタイムリミットはそのうちの6~8時間です(※1)。
そのため妊娠する確率を上げるには、排卵日を把握することが大事です。正確な排卵日を把握するにはLHサージを確認する排卵チェッカーを使用するのが望ましいでしょう(※2)。排卵痛の期間には個人差があり、痛みがあったからといって妊娠しやすい排卵日であるとは限らないからです。
排卵日以外は妊娠しにくい?
排卵日以外だからといって妊娠できないということはありません。卵子の寿命が24時間であるのに対し、性交後、膣内に入った精子の寿命は48~72時間だからです。卵子より2~3日くらい長生きしているので、精子が生きている期間で1~2日ずれていていも妊娠する可能性はあります(※1)。
排卵痛があるのに妊娠しない
排卵痛があるということは妊娠できる状態であるということです。ただし排卵痛があっても、妊娠の兆候がなかなか見られないという人は、子宮内膜症の可能性があるかもしれません。子宮内膜症になると排卵痛や生理痛の痛みが増したり、妊娠しにくくなったりします。
この他の原因も考えられるので、排卵痛があって性交していても妊娠の兆候がなかなか見られない場合は、産婦人科を受診して下さい。
排卵痛で出血したら?
排卵時に卵子が飛び出した際に傷ついたところから出血してしまうことを「排卵出血」と言い、正常な出血と言えます。しかし、出血量が多量であったり、長い間出血が続いたりする場合は、血液が多量に腹腔内に貯まることが起こり得るので、様子をみて産婦人科へ行き相談して下さい。
排卵日が過ぎてからの出血は妊娠の可能性?
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