基礎体温がガタガタ…！原因や改善する方法は？ガタガタでも妊娠できる？

「基礎体温がガタガタになる原因は分かったけど、実際にどうやって改善すればいいの？」と頭を抱えている方も多いでしょう。ここからは、ガタガタの基礎体温を整えるための方法をご説明していきます。普段の生活に取り入れられるものばかりですので、ぜひ実践してみてくださいね。低温期と高温期の二層を描く、理想の基礎体温グラフを目指しましょう。

基礎体温がガタガタな状態の方は、長時間ストレスにさらされている傾向があります。自分なりのストレス解消法を見つけて、リラックスできる時間を持ちましょう。「心が落ち着く音楽を聴く」「ストレッチなどで体をほぐす」「好きな香りのアロマオイルを焚く」といった、日常的に継続できるものがおすすめです。

身体を温めると血行不良の改善に繋がり、子宮や卵巣の働きも良くなります。排卵に向けて卵子が育つ低温期にしっかり身体を温めるよう心がけると、質の良い卵子の排卵が期待できます。身体を温める方法としては「適度な運動」「お風呂にゆっくりつかる」「身体を温める食材を摂る」などが挙げられます。可能な範囲でぜひ実践してみましょう。

質の良い睡眠をとることで、自律神経やホルモン分泌の乱れが改善されます。これらの改善によって排卵障害や生理不順といった体の不調から解放されると、ガタガタだった基礎体温も整い始めるでしょう。質の良い睡眠のために必要なこととしては「24時までに就寝する」「就寝前のスマホやテレビは控える」などが挙げられます。

「日常生活のことに気を配っているのに基礎体温が安定しない」という場合には、漢方薬を服用するのもおすすめです。基礎体温を整える効果を持つ漢方薬には「当帰芍薬散（とうきしゃくやくさん）」などがありますが、まずは婦人科や漢方専門の薬局で身体に合うものを処方してもらうと良いでしょう。

妊活中には「ガタガタな基礎体温だと妊娠できないの？」と不安になってしまうものですよね。そこで、ここからは「基礎体温がガタガタでも妊娠できるのか」ということについてご説明していきます。基礎体温が安定せず妊活に身が入らない方も、ぜひこちらをご覧くださいね。

基礎体温がガタガタだからといって、絶対に妊娠できないというわけではありません。基礎体温による排卵日の予測が難しいために妊娠しづらい状況ではありますが、排卵が起こっていれば妊娠は可能です。

日ごとに体温が変動している場合は、高温期が継続していることを見落としやすく「妊娠初期に入っていたのに全く気付かなかった」という方も多くみられます。さらに、妊娠初期に突然体温が下がる「インプラーテンションディップ」という現象を基礎体温の乱れだと勘違いしてしまう方も少なくありません。

（インプランテーションディップについては以下の記事も参考にしてみてください）