排卵日前後のイライラの原因と対処法!毎月だとPMSの可能性も?
【医師監修】なんだかイライラするなと思った時、排卵日前後だったことはありませんか?排卵とイライラにどんな関係があるのでしょう。またそのイライラや不調はPMSの可能性もあるかもしれません。今回は排卵日前後におこるイライラや不調、PMSとの関係を解説します。
イライラしたり不調だったり、マイナスなイメージも多いですが、妊活中の人は大チャンスです。自覚症状が出ることがラッキーだと思って積極的に妊活に取り入れましょう。
排卵日はとっても大事
妊娠を希望する女性にとって排卵日はとても大切です。次の生理までさぞヤキモキしながら過ごすことでしょう。また妊娠を希望していなくても、排卵日が分かると次の生理開始日の予想が付きます。いずれにせよナーバスにならずに、運動をしたり、食事に気を付けたりと対処法を知った上で体をいたわりながら過ごしましょう。
そのイライラはPMS(月経前症候群)の可能性も!
イライラや頭痛などの不調が長く続くならPMS(月経前症候群)の可能性もあります。PMSとは何なのでしょうか。PMSの症状と対処法をご紹介します。
PMS(月経前症候群)とは?
PMS(月経前症候群)の症状は200種類以上あると言われています。その代表的なものとしてイライラする、涙もろくなるといった「精神的症状」と、頭痛、眠気、下腹部が張るといった「身体的症状」があります。
最も多く症状がでるのは生理開始1週間前頃から生理開始までと言われていますが、中には排卵日前後からその症状が続く人もいます。PMSはプロゲステロン(黄体ホルモン)によって引き起こされると言われているので、排卵前後からそのまま生理まで不快な症状が続いてしまうのです。PMS(月経前症候群)であった場合、生理が始まると症状が治まるのが特徴です。(※3)
PMS(月経前症候群)かもしれないと思ったら気を付けることと受診の目安
PMS(月経前症候群)かもしれないと感じたら行える対処法は、体を冷やさず、規則正しい生活を心がけ、軽い運動を続けることが大切です。前に書いた排卵日前後の対処法と同じですね。日頃から意識して生活習慣の改善をしましょう。
それでも改善しない場合や、日常生活に支障が出る場合は受診をしましょう。「生理痛や月経前症候群はみんななってるのに自分だけ」と思い受診をためらってしまう方も多いですが、我慢はストレスにつながり、結果として症状を重くしているかもしれません。
病院での対処法は頓服薬や漢方を処方されたり、ピルを処方されたりします。毎日、毎月と薬を飲み続けるのは不安ですが、お医者さんとしっかり相談して自分が納得のいく対処法を見つけましょう。
(PMSについては以下の記事も参考にしてみてください)
イライラしてもポジティブに!
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