排卵日前後のイライラの原因と対処法!毎月だとPMSの可能性も?
【医師監修】なんだかイライラするなと思った時、排卵日前後だったことはありませんか?排卵とイライラにどんな関係があるのでしょう。またそのイライラや不調はPMSの可能性もあるかもしれません。今回は排卵日前後におこるイライラや不調、PMSとの関係を解説します。
排卵日前後に現れるイライラや不調以外の自覚症状
排卵日が近づくとおりものの状態が変化します。エストロゲン(卵胞ホルモン)が増え排卵日に近づくと、粘度の高いおりものに変わり、無色透明でよく伸びるます。排卵後プロゲステロン(黄体ホルモン)が増えると不透明な伸びないおりものに変化していきます。おりものは人それぞれですが、少なからず変化するので、注意深く観察しましょう。
(排卵については以下の記事も参考にしてみてください)
排卵日前後のイライラや不快な症状を改善するには?
排卵日前後の不調ははっきりとした原因がわからないので対処法もさまざまです。症状も効果も人それぞれです。また体調によっても不調の出方も変わるので、様々な対処方法をより良い効果が上がるように考え組み合わせてみましょう。
規則正しい生活
睡眠不足にはなっていませんか?質のいい睡眠は自律神経を整える効果があります。自律神経のバランスが乱れると生殖機能に影響が出るためしっかりと睡眠をとるようにしましょう。また、寝る前のパソコンやテレビ、スマートフォンはブルーライトの影響により睡眠の質が低下する原因となるので、寝る2時間前には見るのをやめられるといいですね。
増田陽子
内科医
寝る前のメールチェックや明るい光は、活動をコントロールする交感神経という神経グループを活発にさせてしまいます。なので、寝る前は電気をあまり明るくせず、リラックス出来るような環境を整えて行きましょう。
バランスのいい食事
基本的には様々な食材を口にし、バランスのいい食事を心がけましょう。ゴボウ、玉ねぎ、じゃがいも、里芋、人参、大根などの根菜は、噛みごたえのある食材をたくさん噛むことで、中枢神経が刺激されて体を温めてくれる効果があります。
中でも生姜はダントツで体を温める効果がありますので、いろいろな料理に入れてどんどん摂取しましょう。またマグネシウムも大切な栄養素です。マグネシウムは不足するとイライラの原因になります。マグネシウムは海藻や緑黄色野菜から摂取することができます。
逆に、カフェインやアルコールは体を冷やす原因となりますので、控えめにした方がいいです。また、塩分はむくみや生理前のイライラを誘発しますので控えめにしましょう。
冷えは大敵!
女性にとって「冷え」はいいことありません。下半身を中心に冷やさないようにしましょう。飲み物も冷たいものではなく、温かいものを飲むようにするのも効果的です。また、定期的に適度な運動を行うと下半身の血流が良くなります。
簡単な有酸素運動としてウォーキングやストレッチ、ヨガがオススメです!軽めの有酸素運動やヨガには、精神を安定させたり、ストレスを緩和させる効果があります。排卵痛や生理痛の症状が出てしまうとなかなか運動には気持ちが向きにくいので、日頃から運動を取り入れるようにしましょう。ぐーっと伸びをする軽い運動でも効果的です。
(排卵日前後の症状については以下の記事も参考にしてみてください)
排卵の目安にしよう!
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