新生児のおなら！臭い・多い時は体調不良？原因と対処法！

赤ちゃんのおならの出し方がとても苦しそうだと不安になってしまいますね。普段からあまり動かない子の場合、上手くおならが出せずにお腹が張ってしまうため、苦しいのかもしれません。なお「あまりにも苦しそうな出し方で泣いてばかりいる」「おう吐や血便も見られる」という場合は、迷わず病院を受診しましょう。

新生児のうちは、母乳やミルクを飲んだ後にゲップを上手に出せず、溜まった空気はおならとして出てきます。そのため、授乳後はしっかりゲップをさせることで、吐き戻しやおならを減らすことができます。ゲップの出し方は赤ちゃんによって様々なので、うまくいく体勢を探ってあげましょう。

（ミルクについては以下の記事も参考にしてみてください）

新生児がたくさんおならをするのは当たり前のことなのですが、1日中おならが止まらない場合は他の理由が考えられます。例えば、赤ちゃんを仰向けに寝かせた場合の様子はどうでしょうか。

「苦しそうにして機嫌が悪くなってしまう」などの症状が見られたら、胃軸捻転（いじくねんてん）が疑われるかもしれません。これは「体内で溜まったガスによって胃がねじれてしまう」という症状です。成長とともに自然治癒していきますが、念のために受診することをおすすめします。ただし、非常にまれなケースなので、心配し過ぎないようにしてくださいね。

新生児のおならは便秘や体調不良の心配はありますが、赤ちゃんもおならをするなんてなんだか人間らしくて愛らしいですね。赤ちゃんが自分のおならに驚いて泣いたり笑ったりする姿には、こちらも笑顔になってしまいます。日頃から、赤ちゃんのお腹の張りやおならの出し方をチェックして、健康のバロメーターとして役立てましょう。